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パッチ提供(第51回)◆日医標準レセプトソフト ver 5.1.0 全12件:受付/登録/診療行為/入退院登録/明細書/総括表、公費請求書/日次統計/API

■厳重注意事項

【厳重注意事項】
(1) プログラム更新時において、データベースの構造変更処理が実行される場合が
  あります。
  データ量によっては、時間を要する場合がありますので、実行中は誤って、
  電源を切らないようにしてください。

(2) データベース二重化の環境では、データベースの不整合が発生する場合が
  ありますので、従サーバ、主サーバの順でプログラム更新を実行してください。

(3) バージョンは 5.1.0 であってもプレリリース版をインストール
  しているシステムに対しては「プログラム更新」を行わないで
  ください。
  必ず正式リリース版にアップグレードを行ってからさらに
  「プログラム更新」を行ってください。   インストールバージョンの確認方法   kterm などで次のコマンドを入力してください。   $ dpkg -s jma-receipt   Version: 1:5.1.0-1+0jma0.pre.n (n は数字)   というようにVersion情報にpreという文字列がある場合は   プレリリース版です。

■プログラム更新処理手順について

プログラム更新処理手順について

「トップメニュー」から「03 プログラム更新」を選択します。

「更新」ボタンをクリックするかF12キーを押します。

「プログラム更新を実行します。よろしいですか?」に対し
「OK」をクリックするかF12キーを押します。

3分〜5分程度待ちます。
(ダウンロードを行うため回線の込み具合によりこれ以上かかる場合もあります。)

「状況」ボタンをクリックするかF11キーを押します。
画面中の一覧最下行の処理状態が「済」になればプログラムの取得は終了している
ことを表します。

これを確認したらメニューに戻って業務を再開してもかまいませんが
この処理は自動的に自システム(日レセ)の再起動を行いますのでその処理中には
画面がフリーズしたようにしばらく動かなくなることがあります。
しばらく(長くても1分程度)待っていただければ画面は動き出しますのでご注意
ください。

従サーバへのプログラム更新について

プログラム更新業務は接続している「日レセ」サーバ(通常は主サーバ)
に対してのみ修正プログラムの取り込みを行います。

従サーバに対しても修正プログラムの取り込みを行う必要がありますが
この場合は従サーバへ接続を切り替えて行います。
一番簡単な方法は従サーバマシンでglclientをローカル接続(-port  
オプションなし)を行い業務画面を表示させます。
後は、主サーバの場合と同様の操作を行ってください。

■プログラム更新により修正される内容について

第51回:令和3年8月25日(2021-08-25)提供分

* パッチ提供に関するドキュメントは 
 PD-510-51-2021-08-25.pdf
 です

(A)受付

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□対応範囲:受付
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 受付(U02)画面と受付一覧(U01)画面でオンライン資格確認データの
 資格有効性を一覧表の背景色として反映するようにしました。
 オンライン資格確認一覧(P031)(P032)画面の一覧表の背景色も同様
 に変更しました。
 受付(U02)画面では現在の予約・受付状況一覧の患者番号で資格確認結果
 データを検索します。
 受付一覧(U01)画面でも同様です。来院済の一覧も同様に行います。

□対応内容
 資格確認結果データの資格有効性(SIKAKU_YUKO)を判断します。
  1:有効 であり、保険証確認の時で、枝番が照会と結果で
    一致しない場合
    ベビーブルー  (変更)
  2:無効
    サーモンピンク
  3:無効(新しい資格あり)
    ラベンダー
  4:資格該当なし
    エクルベージュ (変更)
  5:複数該当
    淡い黄緑色
 ※(変更)はオンライン資格確認一覧の背景色を変更しました。
 また、枝番が資格照会結果と一致しない場合に、1:有効であることを追加しました。
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(B)登録

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□対応範囲:登録
□管理番号:support20210812-021
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 保険証の本人家族区分を誤って登録してしまっていた患者をオンライン
 資格確認してもORCAで「有効」と表示されてしまうため誤りに気が付けないと
 問い合わせがございました。
 本人家族区分の誤りもレセプト請求では返戻対象となる誤りです。
 枝番の差異については枝番未設定のメッセージかつ背景色が水色になるかと
 存じますが、本人家族区分等についても今後対応予定等ございますでしょうか。

□対応内容
 オンライン資格確認について、資格「有効」のときに日レセに
 登録してある本人家族区分と資格確認結果の本人家族区分の値が異なる場合は、
 「有効(本人家族区分 誤)」を返却するようにしました。
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□対応範囲:登録
□管理番号:ncp20210813-009
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 患者登録の際、同姓同名の方の多重登録を防ぐため、患者検索での目視チェックと
 二重登録疑い判定の設定をしているが、両方とも該当せず、登録したところ、
 過去カルテが存在する患者様でした。現在は検索や同名チェックに引っかかります。
 こういったことの原因として何が考えられるでしょうか。

□対応内容
 患者登録でカナ氏名、漢字氏名の変更をしても二重登録疑いの処理を
 行っていませんでしたので、カナ氏名、漢字氏名の変更で二重登録疑いの処理を
 行うようにしました。
 カナ氏名、漢字氏名変更で二重登録疑いリストが表示されるようになります。
 また、カナ氏名変更で人名辞書を使用した時に漢字氏名の変更がない場合、
 同姓同名リストの処理を行っていませんでしたので同姓同名リストを
 表示するようにしました。
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□対応範囲:登録
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 オンライン資格確認(P033)に保険確認処理を追加しました。
 表示している資格確認結果の保険情報と選択した患者登録情報の保険情報の
 内容が一致している場合、「F11 保険確認」押下で保険の確認年月日を
 システム日付に更新する処理を行います。
 保険の確認年月日をシステム日付に変更する時
 「表示している保険の確認年月日を更新します。元に戻すことはできません。
 よろしいですか?」を表示します。
 「OK」押下で保険の確認年月日をシステム日付に更新、確認年月日の履歴を追加、
 資格確認結果データの処理済み処理を行います。
 保険の確認年月日がすでにシステム日付の時
 「表示している保険の確認年月日は既に更新済みです。処理済み対応を行いますか?」
 を表示します。「OK」押下で、資格確認結果データの処理済み処理を行います。

□対応内容
 
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(C)診療行為

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□対応範囲:診療行為
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 「160226450 SARS-CoV-2・インフルエンザウイルス抗原同時検出」
 など点数マスタの開始日が月の中途からとなるコードの対応を行いました。
 1.入院診療行為のまとめ日付指定で点数マスタの開始日より前の日を
 指定しても登録出来ていましたのでエラーとするように対応しました。
 診療日付 R03.05.12
 「160226450 SARS-CoV-2・インフルエンザウイルス抗原同時検出」
 「*/10,12」
 10日がエラーとなります。
 「12日開始のコードです。点数マスタ開始日以前の日が指定されています。
 
変更して下さい。」
 2.会計照会の剤回数変更で選択した剤内に当月中途開始日のコードが存在する時、
 開始日より前に回数を設定した場合「F8 変更確定」押下
 で警告メッセージを表示するようにしました。
 診療年月 R03.05
 「160226450 SARS-CoV-2・インフルエンザウイルス抗原同時検出」」
 の剤を選択し、診療回数 10日に1を設定
 「F8 変更確定」押下
 「警告!! 12日開始の点数マスタがあります。算定日を確認して下さい。」
 診療内容の名称は、最初の算定日でマスタを検索しますので、マスタの
 開始日以前に算定をしている場合は、画面にコードが表示されます。
 名称にコードを表示をしている剤は算定日を変更する必要があります。
 3.算定履歴画面でマスタの開始日が月中途の診療コードを選択した時、
 算定日が開始日以降でも「Enter」押下でエラーとなっていましたので、
 正しくなるように対応しました。
 「ニコチン依存症管理料1(初回)(診療報酬上臨時的取扱)」などが
 対象となります。
 また、開始日以前の日に回数を入力してもエラーになりまんでしたので
 エラーとするようにしました。
□対応内容
 
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□対応範囲:診療行為
□管理番号:ncp20210804-001
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 ■現象
 登録後にドクター名欄の医師名が、空白になる
 ■質問
 環境設定ボタンのシステム設定画面の「ドクター」の名称表示について、
 300名までしか取得できないなどのORCAの仕様はありますか?

□対応内容
 環境設定の「当日担当医設定」で、当日に有効なドクターが300件以上
 登録がある場合に不具合がありました。
 システム管理の職員情報で先頭から300件以上になるドクターコードを
 入力して担当医設定した時、「登録」後に再表示した一覧表にドクターの名称を
 表示していませんでしたので正しく表示するようにしました。
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□対応範囲:診療行為
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 「救急医療管理加算1(診療報酬上臨時的取扱)(往診)」等について
 診療行為入力での対応をしました。
 また、「医科外来等感染症対策実施加算」のエラーメッセージの変更を行いました。
 ※新規のメッセージ
 注加算コードのある「救急医療管理加算1(診療報酬上臨時的取扱)」と
 剤内にある手技料の注加算コードが一致しない場合、加算の名称を上段に
 メッセージを下段に表示するようにしました。
 「0192」
 「救急医療管理加算1(診療報酬上臨時的取扱)(往診)」
 「手技料と注加算コードが一致しません。加算のコードを確認して下さい。」
 ※メッセージ内容の変更
 ・注加算コードがない「医科外来等感染症対策実施加算(在宅医療)」などを
 違う診療種別区分の手技料に入力した場合、上段に名称を下段に
 メッセージを表示するうように変更しました。
 「0190」
 「医科外来等感染症対策実施加算(在宅医療)」
 「この加算のコードを確認して下さい。」
 ・「.143 在宅加算料」など加算のみの入力をした場合
 上段に名称を下段にメッセージを表示するうように変更しました。
 「K191」
 「医科外来等感染症対策実施加算(在宅医療)」
 「警告!この加算は手技料と同一剤に入力してください。」
 ※「救急医療管理加算1(診療報酬上臨時的取扱)(往診)」など
 年齢加算の設定がある加算に年齢加算を自動算定するように対応しました。
 「救急医療管理1(診療報酬上臨時的取扱)(往診)」を入力した時、
 年齢加算に設定のある「乳幼児加算(救急医療管理加算・診療報酬上臨時的取扱)(往診)」
 または「小児加算(救急医療管理加算・診療報酬上臨時的取扱)(往診)」を
 直下に自動算定するようにしました。
 自動算定した加算は削除できません。
 また、手技料を入力しない「.143」で「救急医療管理1(診療報酬上臨時的取扱)(往診)」を
 入力した時は、「乳幼児加算」等を自動算定していましたが、警告が表示され続け
 登録することができませんでした。
 警告表示は自動算定した「乳幼児加算」等には行わないようにしました。
□対応内容
 
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(D)入退院登録

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□対応範囲:入退院登録
□管理番号:request20201028-001
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 他院でR2.10.10入院しR2.10.20退院
 そのままR2.10.20に〇〇病院へ入院しR2.10.20に死亡したため退院。
 入力手順として
 1.「31入退院登録」にある「入院歴作成」で初回 2他院歴 入院日R2.10.10
 退院日R2.10.20 と入力し登録
 2.01入院登録を選択し入院日 R2.10.20 継続 初歴1 と入力し「登録」
 とすると「入院日が他院退院日と重複します。
 他院歴の通算日数を減算しますか?」と確認画面が表示されるので「OK]をクリック
 3.02退院登録を選択し、退院日R2.10.20 「登録」とすると「同日再入院の場合、
 同日の退院登録は行えません」とエラーが表示されます。
 手順1の時の「入院歴作成」で退院日をR2.10.19と登録すれば、この
 エラーメッセージは表示されませんでしたが、実際の退院日と異なるので
 カルテと差異がでてしまい困るとのこと。
 同日入退院登録ができるよう改善を要望します。

□対応内容
 歴作成された他院歴の退院日と同日の入退院登録を可能としました。
 また、Claim,APIについても同様に同日での入退院登録を可能としました。
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(E)明細書

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□対応範囲:明細書
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 二類感染症患者入院診療加算の対応を行いました。
 (1)111014170
 二類感染症患者入院診療加算(電話等初診料・診療報酬上臨時的取扱)
 ・初診欄 ・・ 回数カウントは行わない。
 ・摘要欄 ・・ 名称記載を行う。
 (2)112024170
 二類感染症患者入院診療加算(電話等再診料・診療報酬上臨時的取扱)
 ・再診欄 ・・ 「再診」へ集計する。基本点数に点数を加算する。
          回数カウントは行わない。
 ・摘要欄 ・・ 名称記載を行う。

□対応内容
 
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(F)総括表、公費請求書

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□対応範囲:総括表、公費請求書
□管理番号:support20210624-004
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 EFファイル 検証用レセプト 検証結果
 特定入院料に包括される項目の設定について不備があったとのことです。
 特定入院料に包括されるCT撮影が設定されていないと連絡が来たとのことで
 診療項目のレコード設定の方法をご教授願います。
 尚、減算分の点数が「0」で設定されているとのこと。
 減算分の点数を”−”(マイナス)付きで設定する方法も併せてご教授願います。

□対応内容
 診療料又は入院料の包括分として入力した画像診断について、先頭が手技、
 剤内に選択式部位コメントが含まれている場合に先頭の手技が点検用レセプト、
 入院EFファイルに記録されない不具合がありました。
 (点検用レセプトは外来・入院の医保、労災、自賠責、公害が対象)
 不具合発生事例(以下の診療を包括剤として入力)
 .700 画像診断
 170011810 CT撮影(16列以上64列未満マルチスライス型機器)
 830189100 撮影部位(CT撮影)(その他);肺
 170028810 電子画像管理加算
 先頭の手技(事例ではCT撮影)が欠落しないよう修正しました。
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(G)日次統計

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□対応範囲:日次統計
□管理番号:request20210224-001
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 収納日報(ORCBD010)において、以下の手順で収納の処理が行われた場合、
 今回未収額が正確に記載されなくなります。
 ※日付に関しては、実際の案件の日付を使用していますが別の日付でも再現できます。
 1.1/13に診療を行い、入金なし
   請求額:¥1,000
   入金額:¥0
   未収金:¥1,000
 2.1/15の診察時に1/13の支払いを行う。
   入金額:¥1,000
   未収金:¥0
 3.1/13の診療内容に不足があったので訂正する(診療項目追加)
   請求額:¥500 ※訂正分
   入金額:¥0
   未収金:¥500
 1/15の訂正時に発生した¥500の未収金が、収納日報(1/13、1/15)に記載されません。
 記載されるよう改善をお願いします。

□対応内容
 日次統計:収納日報(ORCBD010)の今回未収額の計上が正しくされない
 ケースがありましたので修正しました。
 事例:
 8/10:初診料算定
 入金0円(未収額860円)
 8/12:再診料と外来管理加算算定
 入金1240円(10日の未収額860円+今回請求額380円)
 8/12:8/10の診療入力内容に不足があり、創傷処置90点を診療訂正で登録する。
 入金0円(未収額270円)
 収納日報(ORCBD010)を処理日(R3.8,12)で作成する。
 8/10診療分の今回未収額が0円となっていたので、270円が計上されるよう修正
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(H)API

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□対応範囲:API
□管理番号:request20210129-001
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 業務メニュー [01 医事業務]-[22 病名] で、[転記]に[2 死亡]を選択して
 登録すると、業務メニュー [01 医事業務]-[12 登録] の [死亡区分] に
 チェックが入ります。
 しかし、API 患者病名登録2 /orca22/diseasev3 で 転帰区分
 Disease_OutCome が死亡 D の病名を送信すると、業務メニュー 
 [01 医事業務]-[22 病名] に、[転記]が[2 死亡]の病名が登録されますが、
 業務メニュー [01 医事業務]-[12 登録] の [死亡区分] にチェックが入りません。
 APIで転帰区分が死亡の病名を送信した場合も、業務メニュー 
 [01 医事業務]-[22 病名] で、[転記]に[2 死亡]を選択して登録した場合の動作と
 同様に、業務メニュー [01 医事業務]-[12 登録] の [死亡区分] にチェックが
 入るような選択肢を追加してください。

□対応内容
 API 患者病名登録2 /orca22/diseasev3 で患者病名の転帰区分が「死亡」のとき、
 患者情報の死亡区分の更新を行うようにしました。
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トップ > 日医標準レセプトソフト > 更新情報 > 改善・不具合等パッチ対応履歴 > Ver.5.1.0 > パッチ提供(第51回)◆日医標準レセプトソフト ver 5.1.0 全12件:受付/登録/診療行為/入退院登録/明細書/総括表、公費請求書/日次統計/API(2021-08-25)

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