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パッチ提供(第78回)◆日医標準レセプトソフト ver 5.1.0 全7件:登録/明細書/総括表、公費請求書/帳票/その他

■厳重注意事項

【厳重注意事項】
(1) プログラム更新時において、データベースの構造変更処理が実行される場合が
  あります。
  データ量によっては、時間を要する場合がありますので、実行中は誤って、
  電源を切らないようにしてください。

(2) データベース二重化の環境では、データベースの不整合が発生する場合が
  ありますので、従サーバ、主サーバの順でプログラム更新を実行してください。

■プログラム更新処理手順について

プログラム更新処理手順について

「トップメニュー」から「03 プログラム更新」を選択します。

「更新」ボタンをクリックするかF12キーを押します。

「プログラム更新を実行します。よろしいですか?」に対し
「OK」をクリックするかF12キーを押します。

3分〜5分程度待ちます。
(ダウンロードを行うため回線の込み具合によりこれ以上かかる場合もあります。)

「状況」ボタンをクリックするかF11キーを押します。
画面中の一覧最下行の処理状態が「済」になればプログラムの取得は終了している
ことを表します。

これを確認したらメニューに戻って業務を再開してもかまいませんが
この処理は自動的に自システム(日レセ)の再起動を行いますのでその処理中には
画面がフリーズしたようにしばらく動かなくなることがあります。
しばらく(長くても1分程度)待っていただければ画面は動き出しますのでご注意
ください。

従サーバへのプログラム更新について

プログラム更新業務は接続している「日レセ」サーバ(通常は主サーバ)
に対してのみ修正プログラムの取り込みを行います。

従サーバに対しても修正プログラムの取り込みを行う必要がありますが
この場合は従サーバへ接続を切り替えて行います。
一番簡単な方法は従サーバマシンでglclientをローカル接続(-port  
オプションなし)を行い業務画面を表示させます。
後は、主サーバの場合と同様の操作を行ってください。

■プログラム更新により修正される内容について

第78回:令和5年2月27日(2023-02-27)提供分

* パッチ提供に関するドキュメントは 
 PD-510-78-2023-02-27.pdf
 です


(A)登録

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□対応範囲:登録
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 オンライン資格確認のP032画面のオン資格一覧で保険証OCRと紐づく
 公費情報に「公」の表示をしていませんでしたので表示するように修正しました。

□対応内容
 
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□対応範囲:登録
□管理番号:support20230210-036
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 【現象】
 ・ 特定の患者においてオンライン資格確認情報に、
   照会・確認していない情報が入ってくる。
 ・ 当日、当該患者での受付・患者登録は無。
 ・ 画面情報を添付致します。
 ※ 他患者の資格確認は正常に実施可能です。
 対応・確認方法についてご教授頂けますでしょうか?

□対応内容
 保険証OCRで確認結果の保険情報が返却されなかった場合、保険情報が
 設定されていない後期高齢者の保険を持つ患者と紐づいていました。
 確認結果の保険情報が返却されなかったときは患者保険情報の検索による
 患者の検索を行わないようにしました。
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(B)明細書

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□対応範囲:明細書
□管理番号:support20230207-055
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 令和5年1月診療分より添付レセプトにおいて、レセプト療養の給付欄の
 一部負担金欄に再掲上、再掲下の括弧書きが記載されるようになりました
 添付レセプトの保険/公費詳細
 ・後期(1割)
 ・015更生(自己負担上限5000円)
 ・189マル福
 ・マル長(10000円)
 同条件で令和4年12月診療分のレセプトには括弧書きが記載されないため
 2023/1/30パッチ対応、管理番号:kk67663によるものと思われますが、以下2点質問です
 (1)保険と公費(今回だと第2、3公費)が同点数の場合でも括弧書きの記載は必要でしょうか
 (2)添付レセプトで括弧書きを記載した場合再掲下は(5000)となるのが
 正しいと愛知県国保連合会に確認しましたがこれは正しい動作でしょうか
 透析医療機関では上記の公費を使用した対象患者が多いためこのまま
 レセを提出して問題ないかの確認です

□対応内容
 レセプト保険欄に金額記載(記録)が必要な公費2併用レセプトの括弧
 再掲記載(記録)について、R5.1.30のパッチ提供で、R5.1月診療分以降
 のレセプトを対象として、全国公費・地域公費に関わらず、無条件に括
 弧再掲記載(記録)を行う対応をしましたが、以下の点について修正しました。
 1.分点が無い場合は、括弧再掲記載(記録)を行わないよう修正しました。
 2.1の修正に伴い、システム管理2010の以下の設定項目(※)については、
 「1 記載(記録)する」が設定されてあるものとしての取り扱いをやめました。
 
 (※)
 ・レセ(3)−保険欄の括弧再掲(下)記載(高齢者)
   主+全+地    (分点なしの場合)
   主+全+地+長  (分点なしの場合)
 ・レセ(4)−保険欄の括弧再掲(下)記載(70歳未満)
   主+全+地    (分点なしの場合)
   主+全+地+長  (分点なしの場合)
 【補足】
 地域公費で、分点が無い場合も括弧再掲記載(記録)を行いたい場合は
 「1 記載(記録)する」で設定を行ってください。
 (例)外来(R5.2月診療分レセプト)
 ・後期高齢1割(一般所得者)
 ・015更生(月上限額:10000円)、180地域公費(患者負担なし)
 (180地域公費のシステム管理2010の上記の設定項目は「0」)
 ・後期高齢+更生+地域公費でのみ診療行為入力(請求点数:20000点)
 
 === 公費2併用レセプト ===
 (18000)
 ( 0)
 20000 18000 → 18000
 10000 10000
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□対応範囲:明細書
□管理番号:support20230217-028
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 12月に、
 国保+障がい(大分地域公費184)+マル長の保険組み合わせ
 国保+公費(PCR、コロナ軽症)+障がい(大分地域公費184)+マル長
 の保険組み合わせで算定したところ、レセプトの自己負担金額欄に
 (600)
 (2040)
 10000と表示されていたそうです。
 1月に低所得2に該当する健康保険限度額適用・標準負担額減額認定証を持って
 こられて、開始日がR4.12.1になっていたそうなのですが、12月は既に
 健康保険限度額適用・標準負担額減額認定証が無い状態で処理・請求をしていた
 ので患者さんとの支払いも理解の上済ませ、登録画面での所得者情報には
 健康保険限度額適用・標準負担額減額認定証に記載のと折りR4.12.1で入力したそうです。
 ただその後確認のため、12月の収納情報を一括再計算をすると、レセプトへの
 記載が変わり、自己負担金額欄が空欄になってしまったため、所得者情報の
 低所得2欄の認定日をR5.1.1に変更し、再度収納での一括再計算を行いましたが、
 元に戻らないため、どうすれば元に戻せるかとの問い合わせがありました。

□対応内容
 R5.1.30のパッチ適用後、R4.12月診療分以前のレセプト作成で、以下事例の
 レセプト保険欄の記載に不具合がありましたので修正しました。
 事例:R4.12月診療分、前期高齢2割、一般所得
 ・国保+大分県地域公費184+972 請求点数:42206点
 ・国保+093+大分県地域公費184+972 請求点数:300点
 ・国保+094+大分県地域公費184+972 請求点数:1018点
 [R5.1.30のパッチ適用] R4.12月診療分の上記レセプト
 ( 600)
 (2040)
 43524 10000
 300 0
 1018 0
 [R5.1.30のパッチ適用後] R4.12月診療分の上記レセプト
 43524
 300 0
 1018 0
 ※[R5.1.30のパッチ適用前]のレセプト記載となるよう修正しました。
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(C)総括表、公費請求書

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□対応範囲:総括表、公費請求書
□管理番号:後期高齢者診療報酬請求書
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 標準の後期高齢者診療報酬請求書の様式について、「後期高齢者一般・低所得」の
 決定の欄に「※」がありません。

□対応内容
 標準提供の後期高齢者診療報酬請求書について、「後期高齢者一般・低所得」の
 決定の欄に「※」が記載されていませんでしたので追加しました。
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(D)帳票

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□対応範囲:帳票
□管理番号:ncp20230123-007
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 5同月に同じ入院料を算定されている患者様なのですが、支払証明を出力した際の
 実日数欄が1名はきちんと入院日数で記載されるのですが、1名は6日入院にも
 関わらず『2日』と表示されており、提出先よりご指摘があったとの事です。
 算定入院料はどちらも『短手3』(水晶体再建術・眼内レンズ挿入・その他・両側)で、
 保険はどちらも後期高齢者単独になります。
 もちろん入院日や診療内容に多少の差はございますが、特にこれといった条件の
 違いはなく、社内機にデータ移して確認致しましたが、退院再計算をしても、
 退院登録をし直しても実日数は変わらないままでした。
 支払証明書の実日数欄はどこのデータを集計しているかご教授いただけますでしょうか。
 
□対応内容
 収納業務で作成する支払証明書の実日数編集(※)に不具合がありましたので修正しました。
 (※)短期滞在入院基本料算定時で入院料未算定日がある場合
 【例】2月1日入院〜3日退院
 ・入院料:短手3(水晶体再建術・眼内レンズ挿入・その他・両側)
  (入院会計照会で入院料のフラグは1日のみ"1")
 ・診療行為入力は無いものとする
 (S04)支払証明書印刷
 ・支払証明書(2 月別証明書)
 ・入外区分(1 入院)
 ・期間指定(1 年月日)R5.2.1〜R5.2.3
 ・期間区分(1 診療期間)
 ・請求内容の印字(1 印字する)
 で作成した場合、実日数1日と印字されていたので実日数3日となるよう修正しました。
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(E)その他

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□対応範囲:その他
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 「push-exchangerが起動していない」等の資格確認ステータス通知が煩わしい
 という意見を多々いただくので、シス管1051にて表示秒数を指定できるようにしてほしい。

□対応内容
 資格確認状態通知のステータス表示をしない又は表示秒数の設定を可能としました。
 システム管理の「1051 オンライン資格確認情報」の「資格確認状態通知時間」を設定します。
 資格確認情報通知と同様で999:通知なしで非表示となります。
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