更新日

2019-12-03

概要

日医標準レセプトソフト ミドルウェア更新

== 日レセ Ver 5.1.0 Ubuntu bionic xenial版

■修正内容
【glclient2】
(1) シングルサインオン機能の追加

クラウドのシングルサインオン機能に対応しました。
ランチャーにシングルサインオンチェックボタンが追加されました。
オンプレ版でシングルサインオンを有効にすると接続できなくなるため
注意してください。

(2) クライアント印刷の用紙サイズ設定の修正

クライアント印刷で印刷データにあわせて用紙サイズを設定するよう修正しました。

(3) glclient2接続時のエラーメッセージ改善

パスワード認証エラー、SSLクライアント認証における証明書関連エラー、
ネットワーク接続エラーなどのメッセージを日本語表記にしました。

(4) ランチャーのスタイル修正

Ubuntu 18.04においてサーバ選択コンボボックスの選択時の背景色がグレーになるのを
修正しました。

【日レセサーバ】
(1) APIのレスポンスが50日間保存されていたのを削除するよう修正

APIのレスポンス返却時にレスポンスデータを50日間DBに保存していたのを即時削除するよう
修正しました。

(2) APIのリクエストサイズの上限をヘッダ含めて10MByteに変更

APIのリクエストサイズの上限がヘッダを含めて1MByteとしていたのを10MByteに拡張しました。

(3) 不正なAPIレスポンスを返す不具合の修正

COBOLアプリケーションの不具合などによりAPIレスポンスとして不正なblobidが指定された
場合に初期化されてないメモリ領域のデータをAPIレスポンスとして返却する不具合を修正
しました。

(4) クライアントのパスワード認証エラー時のHTTPステータスを403から401に変更

glserverでクライアントのパスワード認証エラー時にHTTPステータス403を返していたのを
401に変更しました。

(5) プログラム更新の再起動時のメッセージ改善

プログラム更新の再起動でglserverのプロセスが再起動する前にクライアントが強制終了
するよう調整しました。
monitorでの再起動処理で再起動のシグナルを発行する前に10秒待機するよう修正しました。

■対応方法

パッケージをアップグレードして日レセを再起動してください。

実行例

コンソールを起動し以下のコマンドを実行します。

% sudo apt-get update
% sudo apt-get dist-upgrade -y
% sudo systemctl restart jma-receipt

■パッケージ

Ubuntu 18.04

   libgtkpanda2.0-0-dbg_2.0.6+p2-u6jma1_amd64.deb
   libgtkpanda2.0-0_2.0.6+p2-u6jma1_amd64.deb
   libgtkpanda2.0-dev_2.0.6+p2-u6jma1_amd64.deb
   panda-client-common_3.0.0+p24-u6jma1_amd64.deb
   panda-client2_3.0.0+p24-u6jma1_amd64.deb
   panda-dbg_3.0.0+p24-u6jma1_amd64.deb
   panda-dev_3.0.0+p24-u6jma1_amd64.deb
   panda-libs_3.0.0+p24-u6jma1_amd64.deb
   panda-server_3.0.0+p24-u6jma1_amd64.deb

Ubuntu 16.04

   libgtkpanda2.0-0-dbg_2.0.6+p2-u5jma1_amd64.deb
   libgtkpanda2.0-0_2.0.6+p2-u5jma1_amd64.deb
   libgtkpanda2.0-dev_2.0.6+p2-u5jma1_amd64.deb
   panda-client-common_3.0.0+p24-u5jma1_amd64.deb
   panda-client2_3.0.0+p24-u5jma1_amd64.deb
   panda-dbg_3.0.0+p24-u5jma1_amd64.deb
   panda-dev_3.0.0+p24-u5jma1_amd64.deb
   panda-libs_3.0.0+p24-u5jma1_amd64.deb
   panda-server_3.0.0+p24-u5jma1_amd64.deb