日医標準レセプトソフト◆ミドルウェア 更新
更新日
2010-04-16
概要
日医標準レセプトソフト ミドルウェア更新(Debian Etch / Ubuntu Hardy ) == Debian Etch版 Ver 4.5.0 ■対象 * panda 1.4.5+p3-0+3jma1 * libmondai1 1.4.5-0+3jma1 ■修正内容 (1) wfc プロセスの異常終了により日レセサーバが停止する不具合 日レセ使用中の任意のタイミングで wfc プロセスが異常終了することがあります。 wfc プロセスの終了により日レセのサーバプログラムが停止し、接続中のクライア ントが切断されます。この不具合が発生した場合は以下のコマンドで日レセの再起 動が必要です。 $ sudo /etc/init.d/jma-receipt restart この不具合は今のところetch環境のみで報告されています。 (2) プログラム更新時に日レセが再起動しない不具合 日レセ 4.5 よりプログラム更新時に日レセが再起動するようになりましたが、プロ グラム更新のタイミングにより、まれに日レセが再起動せず停止することがあります。 (3) monitor の動作変更(wfcの再起動) (1)、(2)の不具合の修正と関連してpandaのサーバプログラムの起動を管理する monitor の動作変更を行いました。 以前は monitor が wfc の異常終了を検知した場合に、aps、glserver 等のプロセ スを終了させてシステム全体を終了させていましたが、今回の修正より wfc の自動 再起動を行うようにしました。 wfc 異常終了によるクライアントの切断は以前と同様に発生しますが、 /etc/init.d/jma-receipt restart による日レセの再起動の必要がなくなります。 ただし wfc の自動再起動は4回しか行いません。5回目の wfc の異常終了時には従 来と同様にシステム全体の停止を行います。 4回目までの再起動では syslog に以下のようなログが出力されます。 ... Apr 14 10:14:25 hardy45 panda/monitor[4565]: wfc restart count:4 ... 5回目は以下のようなログになります。 ... Apr 14 10:14:25 hardy45 panda/monitor[4565]: wfc restart count:5, reached max count,does not restart Apr 14 10:14:25 hardy45 panda/monitor[4565]: stop system ... ■対応方法 パッケージをアップグレードしてください。 apt-line は以下です。 deb http://ftp.orca.med.or.jp/pub/debian etch jma または deb http://ftp.orca.med.or.jp/pub/debian etch4.5 jma ■パッケージ * panda panda-client-common_1.4.5+p8-0+3jma1_i386.deb panda-client_1.4.5+p8-0+3jma1_i386.deb panda-dev_1.4.5+p8-0+3jma1_i386.deb panda-fdd_1.4.5+p8-0+3jma1_i386.deb panda-server_1.4.5+p8-0+3jma1_i386.deb * libmondai libmondai-dev_1.4.5+p2-0+3jma1_i386.deb libmondai1_1.4.5+p2-0+3jma1_i386.deb == Ubuntu hardy版 Ver 4.5.0 ■対象 * panda 1.4.5+p3-0+u1jma1 * libmondai 1.4.5-0+u1jma1 ■修正内容 (1) wfc プロセスの異常終了により日レセサーバが停止する不具合 日レセ使用中の任意のタイミングで wfc プロセスが異常終了することがあります。 wfc プロセスの終了により日レセのサーバプログラムが停止し、接続中のクライア ントが切断されます。この不具合が発生した場合は以下のコマンドで日レセの再起 動が必要です。 $ sudo /etc/init.d/jma-receipt restart この不具合は今のところetch環境のみで報告されています。 (2) プログラム更新時に日レセが再起動しない不具合 日レセ 4.5 よりプログラム更新時に日レセが再起動するようになりましたが、プロ グラム更新のタイミングにより、まれに日レセが再起動せず停止することがあります。 (3) monitor の動作変更(wfcの再起動) (1)、(2)の不具合の修正と関連してpandaのサーバプログラムの起動を管理する monitor の動作変更を行いました。 以前は monitor が wfc の異常終了を検知した場合に、aps、glserver 等のプロセ スを終了させてシステム全体を終了させていましたが、今回の修正より wfc の自動 再起動を行うようにしました。 wfc 異常終了によるクライアントの切断は以前と同様に発生しますが、 /etc/init.d/jma-receipt restart による日レセの再起動の必要がなくなります。 ただし wfc の自動再起動は4回しか行いません。5回目の wfc の異常終了時には従 来と同様にシステム全体の停止を行います。 4回目までの再起動では syslog に以下のようなログが出力されます。 ... Apr 14 10:14:25 hardy45 panda/monitor[4565]: wfc restart count:4 ... 5回目は以下のようなログになります。 ... Apr 14 10:14:25 hardy45 panda/monitor[4565]: wfc restart count:5, reached max count,does not restart Apr 14 10:14:25 hardy45 panda/monitor[4565]: stop system ... ■対応方法 パッケージをアップグレードしてください。 apt-line は以下です。 deb http://ftp.orca.med.or.jp/pub/debian hardy jma または deb http://ftp.orca.med.or.jp/pub/debian hardy4.5 jma ■パッケージ * panda panda-client-common_1.4.5+p8-0+u1jma1_i386.deb panda-client2_1.4.5+p8-0+u1jma1_i386.deb panda-client_1.4.5+p8-0+u1jma1_i386.deb panda-dev_1.4.5+p8-0+u1jma1_i386.deb panda-fdd_1.4.5+p8-0+u1jma1_i386.deb panda-server_1.4.5+p8-0+u1jma1_i386.deb * libmondai libmondai-dev_1.4.5+p2-0+u1jma1_i386.deb libmondai1_1.4.5+p2-0+u1jma1_i386.deb
