日医標準レセプトソフト◆ミドルウェア 更新
更新日
2010-12-07
概要
日医標準レセプトソフト ミドルウェア更新(Ubuntu hardy / Ubuntu lucid ) == Ubuntu hardy版 Ver 4.5.0 ■対象 * gtk+panda2 * libmondai * panda ■修正内容 (1) glclietn2でGtkPandaCListで特定の動作を行うと異常終了する不具合 ([support:20101122-007]) glclient2において、GtkPandaCListにフォーカスを移動して、上下キー、PageUp キー、PageDownキーによる候補選択を行うとglclient2が異常終了することがありま した。 動作例 (a) 「(K02)診療行為入力」にて"Y"を入力し、「(K98)診療行為一覧選択サブ」 を開く (b) 「(K98)診療行為一覧選択サブ」にて上キーを一度押して、GtkPandaCListに フォーカスをあてる (c) GtkPandaCListにフォーカスをあてた状態で、PageDownキー、上下キーを押す とglclient2が異常終了する場合がある (異常終了しない場合もある、何度か同様のことをすると現象が出る) GtkPandaCListでのキーボード操作で異常終了しないよう修正しました。 またGtkPandaCListにおいて上下キー、PageUPキー、PageDownキーによるフォーカス 移動、スペースキー、エンターキーによる選択動作ができるようにしています。 (2) glclient2のコンボボックスの補完機能の不具合 glclient2において、画面遷移時のコンボボックスの補完機能に問題があり、画面遷 移時に補完機能が働くと意図しない不正な入力となる不具合がありました。 動作例 (a) 「(P02)患者登録」画面を開き、下部中央の減免理由のコンボボックスの エントリーで「00 該当なし」を一部削除し、「00 」としてからEnterキー を押下する。 (b) 「(P02)患者登録」の減免理由のエントリーが「該当なし00」となる。 GtkPandaComboを修正して対応しました。 (3) glclient、glclient2の画面遷移中のウィンドウタイトル変更(hardyのみ) glclient、glclient2において画面遷移中はウィンドウタイトルに 「読み込み中...」と表示させるようにしました。 (4) その他panda、libmondaiの内部的な修正 日レセサーバプロセス(wfc,glserver,aps,dbs)の安定性を高めるため、内部的な修正を 行いました。機能的な変更はありません。 ■対応方法 パッケージをアップグレードしてください。 apt-line は以下です。 deb http://ftp.orca.med.or.jp/pub/ubuntu hardy jma または deb http://ftp.orca.med.or.jp/pub/ubuntu hardy4.5 jma ■パッケージ * libgtkpanda2.0-0_2.0.1+p1-0+u1jma7_i386.deb * libgtkpanda2.0-dev_2.0.1+p1-0+u1jma7_i386.deb * libmondai-dev_1.4.5+p6-0+u1jma1_i386.deb * libmondai1_1.4.5+p6-0+u1jma1_i386.deb * panda-client-common_1.4.5+p20-0+u1jma1_i386.deb * panda-client2_1.4.5+p20-0+u1jma1_i386.deb * panda-client_1.4.5+p20-0+u1jma1_i386.deb * panda-dev_1.4.5+p20-0+u1jma1_i386.deb * panda-fdd_1.4.5+p20-0+u1jma1_i386.deb * panda-server_1.4.5+p20-0+u1jma1_i386.deb == Ubuntu lucid版 Ver 4.5.0 ■対象 * gtk+panda2 * libmondai * panda ■修正内容 (1) glclietn2でGtkPandaCListで特定の動作を行うと異常終了する不具合 ([support:20101122-007]) glclient2において、GtkPandaCListにフォーカスを移動して、上下キー、PageUp キー、PageDownキーによる候補選択を行うとglclient2が異常終了することがありま した。 動作例 (a) 「(K02)診療行為入力」にて"Y"を入力し、「(K98)診療行為一覧選択サブ」 を開く (b) 「(K98)診療行為一覧選択サブ」にて上キーを一度押して、GtkPandaCListに フォーカスをあてる (c) GtkPandaCListにフォーカスをあてた状態で、PageDownキー、上下キーを押す とglclient2が異常終了する場合がある (異常終了しない場合もある、何度か同様のことをすると現象が出る) GtkPandaCListでのキーボード操作で異常終了しないよう修正しました。 またGtkPandaCListにおいて上下キー、PageUPキー、PageDownキーによるフォーカス 移動、スペースキー、エンターキーによる選択動作ができるようにしています。 (2) glclient2のコンボボックスの補完機能の不具合 glclient2において、画面遷移時のコンボボックスの補完機能に問題があり、画面遷 移時に補完機能が働くと意図しない不正な入力となる不具合がありました。 動作例 (a) 「(P02)患者登録」画面を開き、下部中央の減免理由のコンボボックスの エントリーで「00 該当なし」を一部削除し、「00 」としてからEnterキー を押下する。 (b) 「(P02)患者登録」の減免理由のエントリーが「該当なし00」となる。 GtkPandaComboを修正して対応しました。 (3) lucidのglclient2において「〜」の入力が「■」になる不具合 lucid版のglclient2において、「〜」の文字を入力すると、 サーバでの変換処理により「■」に変換される不具合がありました。 他にも「‖、¢、£、¬」の文字でも同様の現象が発生します。 これらの文字は、Unicodeに2種類のコードポイントがあり、入力メソッドにより変 換後のコードポイントが異なります。 lucidの日本語入力メソッドibus-anthyでは、euc-jisx0213に変換した際に拡張漢字 となるコードに変換しており、それがCOBOLモジュールに渡り、euc-jisx0213の拡張 漢字のチェック処理によって"■"に修正されていました。 対策として、COBOLモジュールに渡す前にミドルウェアでこれらの文字をチェック し、拡張漢字とならない文字に変換することで問題を回避する対応をしました。 ミドルウェアで変換される文字は以下です。 変換前 | 変換後 --------------------------------+-------------------------- 〜 (FULLWIDTH TILDE U+FF5E) | 〜 (WAVE DASH U+301C) ‖ (PARALLEL TO U+2225) DOUBLE |‖ (VERTICAL LINE U+2016) ¢ (FULLWIDTH CENT SIGN U+FFE0) |¢ (CENT SIGN U+00A2) £ (FULLWIDTH POUND SIGN U+FFE1)| £ (POUND SIGN U+00A3) ¬ (FULLWIDTH NOT SIGN U+FFE2) | ¬ (NOT SIGN U+00AC) (4) glclient、glclient2の画面遷移中のウィンドウタイトル変更(hardyのみ) glclient、glclient2において画面遷移中はウィンドウタイトルに 「読み込み中...」と表示させるようにしました。 (5) その他panda、libmondaiの内部的な修正 日レセサーバプロセス(wfc,glserver,aps,dbs)の安定性を高めるため、内部的な修正を 行いました。機能的な変更はありません。 ■対応方法 パッケージをアップグレードしてください。 apt-line は以下です。 deb http://ftp.orca.med.or.jp/pub/ubuntu lucid jma または deb http://ftp.orca.med.or.jp/pub/ubuntu lucid4.5 jma ■パッケージ * libgtkpanda2.0-0-dbg_2.0.2-u2jma4_i386.deb * libgtkpanda2.0-0_2.0.2-u2jma4_i386.deb * libgtkpanda2.0-dev_2.0.2-u2jma4_i386.deb * libmondai-dev_1.4.5+p6-u2jma1_i386.deb * libmondai1-dbg_1.4.5+p6-u2jma1_i386.deb * libmondai1_1.4.5+p6-u2jma1_i386.deb * panda-client-common_1.4.5+p20-u2jma1_i386.deb * panda-client2_1.4.5+p20-u2jma1_i386.deb * panda-dbg_1.4.5+p20-u2jma1_i386.deb * panda-dev_1.4.5+p20-u2jma1_i386.deb * panda-fdd_1.4.5+p20-u2jma1_i386.deb * panda-server_1.4.5+p20-u2jma1_i386.deb