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平成15年3月31日経過措置期間の廃止終了医薬品(149品目)への対応

  • 概要
    平成15年3月31日で経過措置期間が終了した医薬品への対応を行いました。

  • 対象
    公式サイトに掲載した医薬品(後述)を使用中の医療機関。
    特に、該当する医薬品を使用し、日医標準レセプトソフト上で
    短縮CDを設定している場合など。

  • 対応概要
    医薬品コードの付け替えが判明した149品目について
    入力コード(TBL_INPUTCD)、入力セット(TBL_INPUTSET)の
    2つのテーブル内にある医薬品コードのうち該当するコードを
    置換するSQLファイル(後述)を提供いたします。

    なお、最後に注意事項がありますので必ず参照していただき
    ご理解の上、最終的な対応は医療機関により判断されます
    ようお願いいたします。

  • リソース
    ・『経過措置終了医薬品置換リスト 日医総研版 第一版』日医総研
    2003-04-02-table-002.pdf

    ・コード置換用SQLファイル
    <a href="ftp://ftp.orca.med.or.jp/pub/etc/sql/haisi20030331/">ftp://ftp.orca.med.or.jp/pub/etc/sql/haisi20030331/</a>
    inputcd-srycd-convert-20030331.sql (入力コードテーブル用)
    inputset-srycd-convert-20030331.sql (入力セットテーブル用)

    ・『平成15年3月31日付けで廃止となる経過措置医薬品』社会保険診療報酬支払基金
    http://www.shiharaikikin.go.jp/osirase/osirase01.html

  • 作業について

    作業を行う前には必ずデータベース(又は該当するテーブル)
    のバックアップを行うことを強く推奨します。

    (1)SQLファイルをダウンロードします。

    (2)ファイルの中身を確認します。
       提供したSQL文では条件に該当するレコードの「更新年月日」列に
       "20030401"をセットする仕様にしています。
       別の仕様にする場合はユーザによりSQL文を加工してください。

    (3)作業を行います。
       orcaデータベースをアクセスできるようにorcaユーザの権限で
       次のようにコマンド処理を行います。

       $ psql orca < inputcd-srycd-convert-20030331.sql
       $ psql orca < inputset-srycd-convert-20030331.sql

  • 注意
    この対応は4月からの窓口対応(会計入力)を円滑にすることを重視
    したものです。
    この置き換え処理を行った後にレセプト作成のため3月以前の診療分
    の会計入力を行うと思いますが、今までどおりの入力コードで入力しても
    実際には付け替えをした9桁コードで算定をすることになります。
    薬価は同じですので点数が異なることはありませんが、同一内容の剤
    であるか否かは9桁コードで判断しますので剤自体の内容は同一で
    あっても別剤となる可能性があります。
    よって、この対策を施された場合はレセプト点検される時に「投薬欄」は
    特に注意をお願いします。

  • 解説
    日医標準レセプトソフト(以下、日レセ)ではレセプト電算処理
    システムから提供されている医薬品マスタの医薬品コード
    (9桁コード)を医療機関の運用に合わせて覚えやすいコードに
    置き換えて登録を行い、効率よく入力できる機能があります。

    3月31日で経過措置が終了し、保険請求できなくなった医薬品に
    対応付けた入力コードは4月1日からは入力エラー(マスタの期限切れ)
    となります。

    すなわち、廃止医薬品コードで短縮入力を作っていると
    4月1日からヒットしなくなります。

    ただし、廃止医薬品には、薬剤名を微妙に変化させた
    だけの代わりの薬剤が官報告示され、すでに新しい
    請求コード・薬価コードで収載されているという特殊な
    ケースがあります。

    つまり、3月31日時点では、廃止対象の薬を検索すると
    2行表示されます。4月1日からは1行になります。
    ユーザから見ると同じ医薬品なのに、請求用医薬品コードが
    2種類ある状況です。

    このような請求マスタコードの変更はレセ電マスタの整備にいたるまでの
    一過的なプロセスとお考え下さい。
    マスターとなるコードの安易な変更は今後なるべく控えるよう
    願いたいものです。
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