2台運用の設定

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2台運用の概要

日医標準レセプトソフトでは、業務を安全に運用できるように、2台のサーバを使った運用を前提としています。

主サーバでは、画面に対する応答処理やDBの更新処理などを行い、従サーバ(バックアップサーバ)は、主サーバのバックアップとして機能します。

従サーバーは、現在バックアップとして動作しているため、従サーバーを停止しても業務処理は支障なく動作可能です。ただし、その場合は主サーバ1台にしか最新のデータがなく、障害が起こった場合には、最新のバックアップから復旧するなど、多くの時間と手間が掛かることがあります。1台で運用する場合は2台運用よりもバックアップの体制に注意を払う必要があると言えます。

主と従の更新の仕組み

主と従のデータベースを更新する仕組みは以下のようになります。

  1. 日医標準レセプトソフトのミドルウェアであるMONTSUQIによりデータベースを更新された場合はは、その更新処理を自動的にdbredirectorに送信します。
  2. dbredirectorは送信された更新処理を従サーバにも適用します。

dbredirectorは主サーバーの更新とは(厳密には)非同期に更新処理を行うため、従サーバーの更新を待つことなく業務処理を行うことが出来ます。

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