富士フィルムイノベーション(ApeosPrint 4620 sdw)検証・報告

検証・報告者:ORCAサポートセンタ(OSC)
ブラザー製プリンタについて、印刷動作および速度の検証結果を報告する。
本調査結果は、日レセ標準のレセプト・処方せん・領収書を発行し、テストしたものであり、すべての帳票の印刷を保証するものではない。

検証日:2026年3月

0. 機種および仕様

1. 検証環境

  • WebORCAクラウド版
  • 日レセバージョン5.2.0
  • 日レセの印刷方法:クライアント印刷
  • クライアント端末OS:Windows11 25H2
  • ネットワーク接続
  • 使用したドライバ:ffap4620sdwprintswdfja.zip(FF ApeosPrint 4620 SDW)
    ドライバの公開ページはこちら
  • 印刷設定
    ApeosPrint 4620 SDW(A4):
     用紙サイズ:A4
    ApeosPrint 4620 SDW(A5):
     用紙サイズ:A5
  • プリンターのプロパティ:
    [詳細設定]タブの「詳細な印刷機能を有効にする(E)」項目の
    チェックボックスをOFF(無効にする)

    下記「4. 結論 - 注意」を参照

2. 検証方法

  • カルテ3号用紙を印刷し、正常に印刷されることを確認しました。
  • レセプトプレビューを行い、OCRフォントが正常に印刷されることを確認しました。
  • 処方せんと領収書を、各一部ずつ連続して印刷を行いました。(スリープOFF)
  • 500人分の診療行為入りダミー患者を用意し、500枚のレセ一括印刷を行いました。

3. 検証結果

検証方法
具体的操作 結果
処方せんと領収書を、各一部ずつ連続して印刷
印刷ボタンを押し、プリンタの動作音開始まで 04秒92
処方せんの印刷終了まで 10秒48
領収書の印刷終了まで 11秒87
レセプト発行
最初の1分間の印刷枚数 39枚
500枚印刷終了までの経過時間 12分54秒
1分あたりの平均出力枚数 41.7枚

4. 結論

ApeosPrint 4620 SDWは、A4対応のモノクロレーザープリンターである。

500枚の出力をおこなった場合、平均出力枚数が41.7枚という結果であり、 カタログスペックよりも若干落ちる印刷速度であった。

プリンタの印刷待機もなく、500枚の印刷で12分という高速印刷を確認でき、業務に支障がでることはないものと考えられる。

ApeosPrint 4620 SDWにはバックライト付きの表示画面が付いているが、トレイごとの用紙サイズ設定やネットワークの設定も
おこないやすく、プリンタジョブの停止方法は簡易的であり、停止ボタンを押下することで瞬時に削除することが可能。


印刷中の動作音は特に気にならず、日レセから出力される各種印刷物そのものに関しても異常はない。

印刷速度も速いため、高速印刷の必要なレセプト枚数の多い病院や診療所においてはメイン機としておすすめでき、プリンタ本体の
サイズについては「幅:373mm、奥行:388mm、高さ:257mm」であることから置き場所に困らない大きさであるものと考える。


また、印刷までのセットアップにはインストール用のアプリケーションでインストール後、プリンタの登録をおこなうだけであり、簡単に
セットアップすることができる。


セットアップ後は安定した動作や印刷が可能であるため、小規模・中規模の診療所や病院でもメイン機として非常におすすめでき、
ファーストプリントも早いため、窓口で領収書、処方せんを出力する場合においても ストレスなく使用可能。


注意:
本検証において、プリンタープロパティの[詳細設定]タブの「詳細な印刷機能を有効にする(E)有効になっていると
(デフォルトで有効です)、
100枚以上のレセプト大量印刷で数枚が正常に印字されない場合があることを確認した。
製造元に確認し、「詳細な印刷機能を有効にする(E)」を無効(OFF)にすることで問題なく印刷されることできた為、
この設定を無効(OFF)にすることを推奨する。