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パッチ提供(第15回)◆日医標準レセプトソフト ver 5.2.0 全5件:診療行為/入退院登録/帳票/地方公費・負担金計算関係

■厳重注意事項

【厳重注意事項】
   プログラム更新時において、データベースの構造変更処理が実行される場合が
  あります。
  データ量によっては、時間を要する場合がありますので、実行中は誤って、
  電源を切らないようにしてください。

■プログラム更新処理手順について

プログラム更新処理手順について

「トップメニュー」から「03 プログラム更新」を選択します。

「更新」ボタンをクリックするかF12キーを押します。

「プログラム更新を実行します。よろしいですか?」に対し
「OK」をクリックするかF12キーを押します。

3分〜5分程度待ちます。
(ダウンロードを行うため回線の込み具合によりこれ以上かかる場合もあります。)

「状況」ボタンをクリックするかF11キーを押します。
画面中の一覧最下行の処理状態が「済」になればプログラムの取得は終了している
ことを表します。

これを確認したらメニューに戻って業務を再開してもかまいませんが
この処理は自動的に自システム(日レセ)の再起動を行いますのでその処理中には
画面がフリーズしたようにしばらく動かなくなることがあります。
しばらく(長くても1分程度)待っていただければ画面は動き出しますのでご注意
ください。

従サーバへのプログラム更新について

プログラム更新業務は接続している「日レセ」サーバ(通常は主サーバ)
に対してのみ修正プログラムの取り込みを行います。

従サーバに対しても修正プログラムの取り込みを行う必要がありますが
この場合は従サーバへ接続を切り替えて行います。
一番簡単な方法は従サーバマシンでglclientをローカル接続(-port  
オプションなし)を行い業務画面を表示させます。
後は、主サーバの場合と同様の操作を行ってください。

■プログラム更新により修正される内容について

第15回:令和4年4月7日(2022-04-07)提供分

* パッチ提供に関するドキュメントは 
 PD-520-15-2022-04-07.pdf
 令和4年4月改定資料
 です

【注意】
提供元にて未整備の項目があるため、今後もパッチ・マスタは
随時提供をおこないますのでアナウンスを注視していただきますようお願いします。

(A)診療行為

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□対応範囲:診療行為
□管理番号:ncp20220401-085
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 114021010 在宅自己注射指導管理料(複雑な場合)
 114029070 持続血糖測定器加算(プログラム付きシリンジポンプ)
 を算定しようとしたところ「手技料と注加算コードが一致しません。加算の
 コードを確認して下さい。」とメッセージが表示され会計が出来ないと
 ご連絡をいただきました。

□対応内容
 点数マスタ(診療行為)の注加算コードの設定がある加算コードを入力した時、
 同じ剤の手技料と注加算コードが一致しない時はエラーとするようにしましたが、
 警告とするように変更しました。
 ※他の算定できる組み合わせでも警告が発生するケースがありますので確認して
  算定をしてください。
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□対応範囲:診療行為
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 耳鼻咽喉科乳幼児処置加算の自動算定について、診療科毎に設定可能としました。
 システム管理「1005 診療科目情報」より自動算定する診療科目コードの
 「耳鼻咽喉科乳幼児処置加算算定」をチェックします。
 診療行為で該当診療科コードで、該当処置を入力すると加算を自動算定します。
 自動算定した「耳鼻咽喉科乳幼児処置加算」は削除可能とするため、自動算定は
 入力時1回のみとなります。
 中途データ展開時は、「耳鼻咽喉科乳幼児処置加算」を自動算定します。
 この時、中途データに「6歳未満乳幼児加算(処置)(55)」の算定があっても
 自動算定します。
 展開時にエラーとなりますので不要な加算を削除して下さい。
 それから、「耳鼻咽喉科乳幼児処置加算算定」をチェックしていない診療科コードで
 入力した「J113 耳垢栓塞除去」の注加算を自動算定した
 「6歳未満乳幼児加算(処置)(55)」は削除可能とするため、自動算定は
 1回のみとなります。

□対応内容
 
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(B)入退院登録

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□対応範囲:入退院登録
□管理番号:support20220401-049
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 栄養管理体制未適合の設定となっている場合、4月1日で退院登録しようとすると、
 「負担金計算に失敗しました。包括点数の治験減点分の点数を確認してください」
 のエラーが表示され、退院登録することができません。

□対応内容
 システム管理「5000 医療機関情報−入院基本」の栄養管理体制の設定が
 「1 栄養管理体制基準未適合」とされている場合で、短期滞在手術等基本料3
 (以下、短手3)を算定した際の入院会計(令和4年4月以降)に
 「栄養管理体制減算規定該当(特定入院料及び短期滞在手術等基本料2)」の
 剤が自動作成されてしまうことにより退院登録時に「負担金計算に失敗しました。
 包括点数の治験減点分の点数を確認してください」のエラーが表示され退院登録が
 できない不具合がありました。
 これについて短手3算定時の判定を見直し栄養管理体制減算規定該当の剤を
 作成しないように修正しました。
 既に短手3の入院患者に不要な「栄養管理体制減算規定該当」の剤が
 作成されている場合は「32 入院会計照会画面」でカレンダーをクリアする事で
 退院登録が可能となります。
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(C)帳票

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□対応範囲:帳票
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 処方箋のリフィル対応で以下の4点について改修しました。
 ・リフィル指示をしない場合、処方箋の「リフィル可 □( 回数)」を取り消
  し線として「=」を編集するプログラムオプションを追加しました。
  プログラムオプション
   REFILL_TWO_LINES=1 を設定することで編集します。
  なお、診療行為画面「頭書」で発行する処方箋では編集しません。
  「取り消し線印字は、患者の希望や利便性を阻害する目的で設定する
  ものではなく、患者さんによる処方箋偽造を防止する必要がある場合に、
  医療機関の判断のもと設定します。」
 ・リフィル回数が同じで剤毎の投与日数(回数)が違う場合は、投与日数
  別の処方箋を作成するように対応しました。
  在宅と外用薬は回数が1ですので同じ処方箋となります。
 ・リフィル回数の入力を、在宅(.148 在宅薬剤(院外処方)、.149 在宅材料
  (院外処方))で入力できるようにしました。
  在宅は処方箋料の対象外ですので、在宅で入力したリフィル回数は処方箋料の
  判断対象としません。
 ・「処方箋料(リフィル以外・その他)」などを入力した時に、「リフィル回数」の
  入力がある、または、「処方箋料(リフィル処方箋・その他)」などを入力した時に
  「リフィル回数」の入力がない場合、エラーとしていましたが警告に変更しました。
  ※プログラムオプションはマスタ更新によりひな形が登録できます。

□対応内容
 
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(D)地方公費・負担金計算関係

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□対応範囲:地方公費・負担金計算関係
□管理番号:kk70455
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 北海道地方公費の独自乳(292)をお持ちの方で、小児かかりつけ診療料2
 (処方箋を交付)初診時(113037610)を算定した際、初診時580円かかる筈が
 0円になります。

□対応内容
 外来で窓口計算が正しく行われない場合がありましたので修正しました。
 条件:以下3つの条件を満たす場合
 (1)地方公費を併用した保険組み合わせで診療した場合
 (2)診察料が以下の場合(新設された初診料)
  111014210 初診料(情報通信機器)
  111014310 初診料(文書による紹介がない患者)(情報通信機器)
  111014410 特定妥結率初診料(情報通信機器)
  111014510 初診料(同一日複数科受診時の2科目)(情報通信機器)
  111014610 初診料(同一日2科目・注2から4に規定する場合)(情報通信機器)
  111014710 特定妥結率初診料(同一日複数科受診時の2科目)(情報通信機器)
  113037210 小児かかりつけ診療料1(処方箋を交付)初診時
  113037410 小児かかりつけ診療料1(処方箋を交付しない)
  初診時
  113037610 小児かかりつけ診療料2(処方箋を交付)初診時
  113037810 小児かかりつけ診療料2(処方箋を交付しない)
  初診時
 (3)併用した地方公費について、システム管理「2010 地方公費保険番号付加情報」
  -「負担金計算(3)」タブ画面-初診時以外の負担金計算(外来) の設定が
  「1 一部負担金を発生させない」の場合
  パッチ適用後、一部負担金が発生します。
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