トップ > 日医標準レセプトソフト > 更新情報 > 改善・不具合等パッチ対応履歴 > Ver.5.2.0 > パッチ提供(第41回)◆日医標準レセプトソフト ver 5.2.0 全10件:登録/収納/明細書/請求管理/総括表、公費請求書/月次統計/帳票/地方公費・負担金計算関係

パッチ提供(第41回)◆日医標準レセプトソフト ver 5.2.0 全10件:登録/収納/明細書/請求管理/総括表、公費請求書/月次統計/帳票/地方公費・負担金計算関係

■厳重注意事項

【厳重注意事項】
   プログラム更新時において、データベースの構造変更処理が実行される場合があります。
  データ量によっては、時間を要する場合がありますので、
  実行中は誤って電源を切らないようにしてください。

■プログラム更新処理手順について

プログラム更新処理手順について

■WebORCAクラウド版:
 メンテナンスにて自動で適用されます。

■WebORCAオンプレ版:
 下記順番でコマンドを実行し、プログラム更新をおこなってください。

 $ systemctl stop jma-receipt-weborca
 $ sudo weborca-install
 $ systemctl start jma-receipt-weborca

 プログラム更新後は下記コマンドでパッチの適用バージョンをご確認ください。
 $ sudo weborca-install -l

■日レセオンプレ版(MONTSUQI):
 「トップメニュー」から「03 プログラム更新」を選択します。

 「更新」ボタンをクリックするかF12キーを押します。

 「プログラム更新を実行します。よろしいですか?」に対し
 「OK」をクリックするかF12キーを押します。

 3分〜5分程度待ちます。
 (ダウンロードを行うため回線の込み具合によりこれ以上かかる場合もあります。)

 「状況」ボタンをクリックするかF11キーを押します。
 画面中の一覧最下行の処理状態が「済」になればプログラムの取得は終了していることを表します。

 これを確認したらメニューに戻って業務を再開してもかまいませんが
 この処理は自動的に自システム(日レセ)の再起動を行いますのでその処理中には
 画面がフリーズしたようにしばらく動かなくなることがあります。
 しばらく(長くても1分程度)待っていただければ画面は動き出しますのでご注意ください。

※スタンバイサーバのプログラム更新について

 プログラム更新は基本的にマスタサーバのみおこないます。
 レプリケーション状態ではスタンバイサーバ側のDB更新ができず、プログラム更新処理が
 エラーとなるため、スタンバイサーバではおこないません。

 スタンバイサーバでは、障害発生時、マスタ昇格した際にプログラム更新をおこなってください。

■プログラム更新により修正される内容について

第41回:令和5年7月26日(2023-07-26)提供分

* パッチ提供に関するドキュメントは 
 PD-520-41-2023-07-26.pdf
 です


(A)登録

 ────────────────────────────────────
□対応範囲:登録
□管理番号:support20230630-011
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 一人の患者様にて6月分のレセプト作成が出来ません。
 「レセプト明細に更新できませんでした」とでてしまいます。

□対応内容
 患者登録で労災保険の都道府県名に半角空白が混在しても登録が可能でした。
 これによりレセプト処理でエラーとなりました。
 労災登録画面の都道府県名リストに存在しない都道府県名をエラーとするように修正しました。
 ────────────────────────────────────
 ────────────────────────────────────
□対応範囲:登録
□管理番号:request20220308-001
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 医療機関様から、12登録画面でオンライン資格確認を行いオンライン資格確認
 サーバから資格確認結果が返ってきた際にPush通知に「その他のエラー 記号番号「・null」
 というように表示され、医療機関様からこのエラーは何が問題なのか?
 というお問い合わせがありました。
 色々調べたところ医療機関様が保険の番号をORCAに入れていない状態で
 オンライン資格確認を行った際に、オンライン資格確認サーバに送るリクエストXML内に
 番号(/XmlMsg/MessageBody/QualificationConfirmSearchInfo/InsuredIdentificationNumber)
 タグがありませんでした。
 この状態でオンライン資格確認を行うとオンライン資格確認サーバから
 返ってくるレスポンスXMLにInsuredIdentificationNumberタグ
 (/XmlMsg/MessageBody/QualificationConfirmSearchInfo/InsuredIdentificationNumber)が
 追加され、タグ内にnullと入っていました。
 オンライン資格確認する際に番号など必要の項目はORCAでオンライン資格確認を
 問い合わせする際に、必須項目として入力がない場合に医療機関様に
 わかるようにして頂きたいです。

□対応内容
 保険証資格確認において保険の番号が未入力の場合、エラー情報に「null」と
 表示されエラーの内容がわからないため、保険の番号が未入力の場合は
 資格確認依頼を行わず、ステータス通知に「保険の番号未入力」と
 表示を行うようにしました。又、P032画面で「強制確認」を押下した場合も、
 番号未入力のため照会は行わない旨ダイアログの表示を行います。
 ────────────────────────────────────

(B)収納

 ────────────────────────────────────
□対応範囲:収納
□管理番号:support20230511-043
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 明細書についてご質問です。
 入院した患者さん1名、退院後の明細書の発行が出来ない状態になっております。
 「23収納登録」の請求確認から領収書の発行は出来ますが、明細書の発行は出来ておりません。
 再印刷を確認しますが、履歴が出ていないため、プリンタ側の原因ではないと考えております。

□対応内容
 診療費明細書が発行できない原因は収納に記録された保険組合せ番号と
 入院会計・診療会計に記録された保険組合せ番号(以下、保険組合せ)に
 差異があることが原因でした。
 以下のような事例となります。
 ・患者登録されている保険組合せ
  保険組合せ 有効期間
  0001 協会 20230101-20230430
  0002 協会 20230501-99999999
 
 5月の入退院登録を保険組合せの切り替え前に行われており、収納の保険組合せは
 0001と記録されていましたが、退院登録後に患者登録画面から保険組合せ0002の
 追加登録、及び入院会計・診療会計の保険組合せを0002に訂正登録されていた
 ことから収納の保険組合せとアンマッチになり、診療費明細書に印字する内容が
 見つからない状態で発行できませんでした。
 (入退院登録画面で退院再計算を行うことにより収納に記録される保険組合せが
 0002に置き換わり診療費明細書が発行可能となる)
 これについて収納に記録された保険組合せが収納一覧画面で名称だけだった為、
 診療費明細書が発行されないことの原因が特定し辛いことから
 (S02)収納登録−請求一覧画面の保険欄に保険組合せ番号の表示を追加しました。
 (S03)収納登録−請求確認画面についても同様に保険組合せ番号の表示を追加しました。
 ────────────────────────────────────

(C)明細書

 ────────────────────────────────────
□対応範囲:明細書
□管理番号:request20220616-002
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 帳票ID:HCM58V02.red
 公害診療報酬明細書の右上に「診療開始日」の欄があり、例えば昭和なら
 「63年○月○日」、平成なら「30年○月○日」のように数字始まりで記載されます。
 レセプトの提出先から元号を記載するよう指摘があったとのことです。
 取り急ぎは手書きでの対応をお願いしています。

□対応内容
 公害レセプトの診療開始日に元号の記載を行うようにしました。
 ────────────────────────────────────
 ────────────────────────────────────
□対応範囲:明細書
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 レセプト作成時に「病名名称文字コード不正」のエラーが発生した場合、
 どの病名で発生したか特定ができないので、確認できるようにしてほしい。

□対応内容
 レセプト作成時に病名に不正な文字(拡張漢字)がある場合、エラー表示に
 開始日、病名も表示するようにしました。
 1.拡張漢字の前までを病名として表示する。
 2.拡張漢字が病名の先頭の場合は病名は表示しない。
 ────────────────────────────────────

(D)請求管理

 ────────────────────────────────────
□対応範囲:請求管理
□管理番号:返戻ファイル患者番号 変更
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 請求管理の返戻一覧画面の表示について、下記マニュアルに赤字表示の場合は、
 紐づけできないデータ(患者削除など)と記載されています。
 https://manual.orca.med.or.jp/5.2/html/?page=763-763
 たとえば、令和5年1月で提出したときの患者番号が「00002」として、
 現在は再発行により「01002」へ変更している場合、返戻一覧で赤字となりますが、
 請求管理で紐づけができている状態で、そのままレセ電ファイルが作成されます。
 上記のケースについては、紐づけ可能なのでしょうか。

□対応内容
 「43 請求管理」の「H03 取込み済返戻データ一覧」「H04 返戻詳細」に
 返戻データを表示するとき、返戻データ取込時にエラーがあるデータは青字、
 取込後に該当患者が削除されて紐づけができないデータは赤字で表示しています。
 返戻データを取込後に患者番号を再発行したときは紐づけが可能ですが、
 上記チェックの対象となり赤字で表示されていましたので、色をつけないように修正しました。
 ────────────────────────────────────

(E)総括表、公費請求書

 ────────────────────────────────────
□対応範囲:総括表、公費請求書
□管理番号:ncp20230704-033
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 「093PCR検査」を使用した2023年5月以前診療分のレセプトの月遅れ請求や
 返戻再請求において、社保総括表2枚目の公費再掲欄に件数と点数のみ記載され、
 負担者番号と公費名称が記載されません。
 「093PCR検査」の終了日2023/5/31を削除すると、負担者番号と公費名称が
 記載されるようになりますが、終了日を削除すると患者登録で入力できてしまう為、
 「093PCR検査」の終了日が設定されたままの状態でも総括表に公費名称等が
 記載されるよう修正いただけないでしょうか。

□対応内容
 「44 総括」から作成する社保の診療報酬請求書、標準提供の国保、広域連合の
 診療報酬請求書は、公費欄の名称、法別番号について公費の保険番号から
 保険番号マスタを検索して記載を行いますが、プログラム内の保険番号マスタ検索を
 請求年月の1日固定で行っていた為、有効終了日が2023年5月31日の
 「93 PCR検査」「94 コロナ軽症」を記載したレセプトを2023年6月以降に
 月遅れ請求や紙で返戻再請求した場合に検索ができない不具合がありました。
 これにより公費欄の記載ができなかったことから請求年月の1日で
 検索できなかった場合は、有効開始日が一番新しい保険番号マスタを
 検索するように対応しました。
 ────────────────────────────────────

(F)月次統計

 ────────────────────────────────────
□対応範囲:月次統計
□管理番号:統計データ、診療「明細名称」について
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 統計データ、診療についてCSVファイルに、有効期間の開始日が月途中の自費の
 「明細名称」が出ていないと指摘をいただきました。
 自費マスタに限らず、診療行為、5.5.8開始の新型コロナ、特例対応関連のマスタも同様でした。
 「明細名称」が記録されるように変更は可能でしょうか。

□対応内容
 「52 月次統計」の月次統計データ作成で、統計データに記録する点数識別、
 点数金額、明細単位コード、明細単位名称、明細名称、明細正式名称、 
 薬価基準コードについて診療行為コードから点数マスタを検索して記録を行いますが、
 プログラム内の点数マスタ検索が診療年月の1日固定で行っていた為、点数マスタの
 有効開始日が月途中の自費コード、有効開始日が2023年5月8日のコロナ特例対応関連
 の診療行為コード等について有効期間の開始年月と診療年月が同じ場合に検索が
 できない不具合がありました。
 これにより統計データに値の記録ができなかったことから有効期間に関係なく、
 診療年月の最初の診療日で検索するよう対応しました。
 ────────────────────────────────────

(G)帳票

 ────────────────────────────────────
□対応範囲:帳票
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 ・限度額認定証の公費登録がない70歳未満の方
 ・「保険番号096 治療薬補助」を併用した保険組み合わせで算定あり
 この2つの条件を満たす方について、月次統計の保険別請求チェック表及び
 明細表に集計する保険請求額と公費請求額が正しく計算されていませんでしたので
 修正しました。(入外)
 (例)
 外来、70歳未満、限度額認定証の公費登録なし
 「協会(3割)」請求点数1000点
 「協会(3割)+096 治療薬補助」請求点数5000点
 レセプト作成後、保険別請求チェック明細表を作表した場合、
 患者負担額【3000】保険請求額【57000】になっていましたので、
 患者負担額【3000】保険請求額【42000】公費請求額【15000】
 になるよう修正しました。
 ※正しい金額で集計するには、パッチ適用後、該当患者の個別レセプト作成が必要です。

□対応内容
 
 ────────────────────────────────────

(H)地方公費・負担金計算関係

 ────────────────────────────────────
□対応範囲:地方公費・負担金計算関係
□管理番号:kk69870
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 今回レセプトが返戻になった件について。
 主保険は国保です。
 公費が24の療養介護と80の〇障をお持ちの入院のレセプトの点数欄なんですが
 第一公費の欄に療養介護の点数、第二公費の欄にPCRの点数と第三公費の点数
 (総点数?)が記載されていて、返戻理由が第一公費と第二公費の合計が
 保険点数超過とのことです。
 連合会に問い合わせたところ、第三公費の〇障の公費は0点にならないと
 おかしいとのことでした。(話では社保と国保ではここの記載方法が違うそうですが・・・)
 保険の組み合わせを試しても0点にはなりませんでしたが、方法があるんでしょうか?

□対応内容
 東京都地域公費レセプト記載について、レセプトに分点がある場合のみ、
 「全国公費併用分の請求点集計をしない」を可能としました。
 1.システム管理2010−(レセ(1))−全国公費併用分請求点
   集計の左側の設定項目に「5 集計しない(分点がある場合のみ)
   【負担区分対応】」を追加する。
 2.該当地域公費について、上記設定項目を「5」で設定した場合、
   対象とする保険組み合わせで算定した請求点数を
   レセプトの該当地域公費の請求点欄に集計しない。
  (レセプトに分点がある場合のみ)
  (レセプトに分点がない場合は集計する)
 3.入外レセプトを対象とする。
 4.対象とする保険組み合わせについては、以下の通り変更なし。
   (1)主保険+全国公費+該当地域公費
   (2)主保険+地域公費+該当地域公費
   (※(2)は、システム管理1001−都道府県番号が「13東京」の場合のみ)
  <補足>全国公費併用分請求点集計のデフォルト設定については、以下の通り変更なし。
   基本のデフォルト設定   ・・ 左右の設定(0,0)
   デフォルト設定が(0,0)以外の地域公費
   10群馬(全ての地域公費) ・・ 左右の設定(4,4)
   13東京(全ての地域公費) ・・ 左右の設定(4,1)
   32島根(全ての地域公費) ・・ 左右の設定(4,1)
   36徳島(全ての地域公費) ・・ 左右の設定(3,0)
 ────────────────────────────────────
トップ > 日医標準レセプトソフト > 更新情報 > 改善・不具合等パッチ対応履歴 > Ver.5.2.0 > パッチ提供(第41回)◆日医標準レセプトソフト ver 5.2.0 全10件:登録/収納/明細書/請求管理/総括表、公費請求書/月次統計/帳票/地方公費・負担金計算関係

このページのトップへ