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パッチ提供(第42回)◆日医標準レセプトソフト ver 5.2.0 全11件:登録/診療行為/帳票/地方公費・負担金計算関係/その他

■厳重注意事項

【厳重注意事項】
   プログラム更新時において、データベースの構造変更処理が実行される場合があります。
  データ量によっては、時間を要する場合がありますので、
  実行中は誤って電源を切らないようにしてください。

■プログラム更新処理手順について

プログラム更新処理手順について

■WebORCAクラウド版:
 メンテナンスにて自動で適用されます。

■WebORCAオンプレ版:
 下記順番でコマンドを実行し、プログラム更新をおこなってください。

 $ systemctl stop jma-receipt-weborca
 $ sudo weborca-install
 $ systemctl start jma-receipt-weborca

 プログラム更新後は下記コマンドでパッチの適用バージョンをご確認ください。
 $ sudo weborca-install -l

■日レセオンプレ版(MONTSUQI):
 「トップメニュー」から「03 プログラム更新」を選択します。

 「更新」ボタンをクリックするかF12キーを押します。

 「プログラム更新を実行します。よろしいですか?」に対し
 「OK」をクリックするかF12キーを押します。

 3分〜5分程度待ちます。
 (ダウンロードを行うため回線の込み具合によりこれ以上かかる場合もあります。)

 「状況」ボタンをクリックするかF11キーを押します。
 画面中の一覧最下行の処理状態が「済」になればプログラムの取得は終了していることを表します。

 これを確認したらメニューに戻って業務を再開してもかまいませんが
 この処理は自動的に自システム(日レセ)の再起動を行いますのでその処理中には
 画面がフリーズしたようにしばらく動かなくなることがあります。
 しばらく(長くても1分程度)待っていただければ画面は動き出しますのでご注意ください。

※スタンバイサーバのプログラム更新について

 プログラム更新は基本的にマスタサーバのみおこないます。
 レプリケーション状態ではスタンバイサーバ側のDB更新ができず、プログラム更新処理が
 エラーとなるため、スタンバイサーバではおこないません。

 スタンバイサーバでは、障害発生時、マスタ昇格した際にプログラム更新をおこなってください。

■プログラム更新により修正される内容について

第42回:令和5年8月24日(2023-08-24)提供分

* パッチ提供に関するドキュメントは 
 PD-520-42-2023-08-24.pdf
 マイナンバーカードによるオンライン資格確認を行うことができない場合のレセプト対応
 です

(A)登録

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□対応範囲:登録
□管理番号:request20230710-003
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 患者登録画面より「Shift+F1オン資格」を押下して表示されるオン資格一覧画面に
 ついてですが、一覧画面をスクロールして最下部を表示後に患者を選択すると、
 画面表示が最上部の表示に戻ってしまい、選択した患者の表示が画面から消えてしまいます
 選択した患者を確認するために再度スクロールしなければならないのが
 手間だとクレームがありました

□対応内容
 患者登録画面で患者番号未入力で表示する「(P031)患者登録−オンライン認証」で
 一覧をスクロールして番号選択後に一覧が先頭からの表示になっていましたので、
 選択した行が画面に表示されないことがありました。
 選択した行を画面表示するように修正しました。
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□対応範囲:登録
□管理番号:support20230821-026
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 添付ファイル001では、「日レセの登録情報」「資格確認の結果」ともに、
 資格取得日はR4.8.1です。
 上の状態から「保険変更」押下で添付ファイル002になるのですが、資格取得日は
 R5.7.28になっています。なぜR5.7.28になるのかがわかりません。

□対応内容
 患者登録でオンライン資格確認の保険情報を患者の保険情報に更新する時、
 保険の資格取得日は変更がある時のみ変更しています。
 これにより、高齢者では高齢受給者証有効開始年月日が資格取得日と同じ場合、
 被保険者証有効開始年月日を資格取得日に編集していました。
 高齢者の場合は被保険者証有効開始年月日を反映しないように修正しました。
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(B)診療行為

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□対応範囲:診療行為
□管理番号:包括算定方法「包括算定する(エラー扱い)」のメッセージについて
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 「1014 包括診療行為設定情報」で包括算定方法を「2 包括算定する(エラー扱い)」で
 運用している場合、入院診療行為ではメッセージ文が途中で切れてしまって、
 全文表示されていないようです。
 入院では「2 包括算定する(エラー扱い)」を設定するケースはあまりないと
 思いますが、ご確認いただけますと幸いです。

□対応内容
 入院の診療行為で、入院料の包括算定方法を「2 包括算定する(エラー扱い)」と
 設定している時、入力内容に包括対がある場合「登録」押下で表示する
 確認メッセージが途中までの表示でした。
 「包括算定エラーの項目があります。「戻る」で包括項目確認を「OK」で
 包括項目削除をします。」と表示するように修正しました。
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□対応範囲:診療行為
□管理番号:support20230726-021
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 電子カルテで「112026570 医療情報・システム基盤整備体制充実加算3
 (再診)(経過措置)」を入力してORCAに送信しても、ORCAに反映されないようです。
 国保や社保では大丈夫で、労災自賠のときだけ起きるようです。

□対応内容
 診療行為で中途データを展開時に診察料を再度算定する時に、200床未満の
 病院で労災・自賠責保険の場合、「医療情報・システム基盤整備体制充実加算3(再診)
 (経過措置)」を展開しませんでしたので展開するように修正しました。
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□対応範囲:診療行為
□管理番号:ncp20230809-030
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 中途終了の登録APIの動作に関してお問合せさせてください。
 弊社電子カルテからの会計情報の連携に中途終了の登録API(/api21/medicalmodv2?class=01)
 を使用しているのですが、その際、検査と自費が混在する場合に検査が意図せず
 自費の剤に算定される事象が発生しております。
 例えば以下のようなリクエストを投入すると、.950の自費の剤の中に包括対象外のため
 剤分割された「CRP」と医学管理料の「がん患者指導管理料...」が算定されます。
 こちらは正常な動作でしょうか?

□対応内容
 診療行為で包括検査をまとめる時に、まとめた包括検査の診療種別区分を削除しています。
 包括検査と包括検査の間に診療種別区分が保険外(950、960)の剤がある時、
 後の包括検査の前の保険外(950、960)が金額ゼロの自費コード以外の時、
 検査の診療種別区分を削除することで 下の包括検査以外コードが保険外の剤と
 なることがありましたので、保険外の剤終了を「*1」とするように対応しました。
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(C)帳票

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□対応範囲:帳票
□管理番号:ncp20230728-018
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 処方箋ORCHC02Qについてお伺いいたします
 処方箋にマル長を印字したいとの事で、1910プログラムオプション設定”
 公費備考欄印刷個別指定”で「972長期・974長期上位」を設定しています
 「保険+15更生+マル障(地方公費)+マル長」など公費が3つ使われているとき、
 4つ目の公費は印字されないのでしょうか。
 また印字させる方法はありますでしょうか

□対応内容
 処方箋の公費欄に公費を2件編集したら公費の編集処理を終了しています。
 プログラムオプションで地方公費備考の印字、公費備考欄印刷の個別指定の
 設定がある時に、備考欄印刷の対象となる公費より前に公費欄に公費を2件
 編集した場合、備考欄に公費を編集しませんでした。
 公費欄に2件編集しても、プログラムオプションで公費備考欄の指定があれば
 備考欄に編集するように修正しました。
 また、QRデータも処方箋の備考欄を備考レコードに編集していますので、
 備考レコードの対象とするよう修正しました。
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□対応範囲:帳票
□管理番号:support20230728-014
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 6月分の保険別請求チェック表(標準)の社保外来を印刷したところ公費分の
 欄に不明なものがあります。公費の名称がなくて1件あがっています。
 該当者がだれなのか特定することができません。
 保険番号マスタのどれかが間違っているのかもわかりません。
 確認する方法がありますか。

□対応内容
 月次統計:保険別請求チェック表の「併用公費一覧」に記載する公費名称について、
 【093:PCR検査】又は【094:コロナ軽症】併用レセプトが令和5年6月以降に
 月遅れ請求となった場合、該当公費が()で記載されていましたので
 28(PCR検査)
 28(コロナ軽症)
 で記載されるよう修正しました。
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□対応範囲:帳票
□管理番号:request20220105-002
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 ORCHC03V05を利用しており、バーコードの印字を行ってそのバーコードを
 利用して自動精算機と連携を行っております。
 未収がある患者様で
 ・今回請求額 380円
 ・前回請求額 1050円
 ・合計請求額 1430円
 ・今回入金額 1430円
 です。
 バーコードを読み取った際に表示された今回請求額である金額が380円でした。
 これを今回入金額に設定できるようにするのをご検討いただけないでしょうか。

□対応内容
 請求書兼領収書のバーコードに印字している金額(今回請求額)をプログラムオプションで
 変更可能としました。(今回請求額、合計請求額、今回入金額から選択可)
 対象プログラム
 (1).外来請求書兼領収書(ORCHC03V03、ORCHC03V03A5)
 (2).領収書兼明細書(ORCHC03V05)
 (3).入院請求書兼領収書(ORCHCN03V03、ORCHCN03V03A5)
 上記(1)(2)は今回請求額(既存)、合計請求額、今回入金額から選択可。
 上記(3)は今回請求額(既存)、今回入金額から選択可。
 金額が1円以上〜999,999円以下の場合にバーコード印字を行います。
 (※今回入金額がマイナスの場合もバーコード印字は行いません。)
 バーコードに印字する内容はシステム管理「1910 プログラムオプション情報」から
 設定してください。
 ※要マスタ更新
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(D)地方公費・負担金計算関係

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□対応範囲:地方公費・負担金計算関係
□管理番号:kk86925
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 東京都の医療機関様より、長期とマル都を使用した月について自己負担が
 正しくあがらないとお問い合わせがありました。
 下記<登録状況>の診療日★について、負担金をあげるにはどのようにしたらでしょうか。
 <問い合わせ内容>
 ・70歳未満 社保+974長期(上位)+182マル都負有
 ・R5.7月分 上限10000円に達しているはずなのに、自己負担が7940円
 しかあがらない(レセ一部負担金欄に10000と記載されない)

□対応内容
 以下事例の負担金計算が正しく行われていませんでしたので修正しました。
 事例:外来、70歳未満
 ・システム管理1001
  都道府県番号「13 東京」
 ・システム管理1039
  5:一括再計算順「1 診療日順」
  6:一括再計算方法「1 一部負担金をクリアし先頭より再計算を行う」
 ・システム管理2010【保険番号182(東京都地域公費)で設定】
  (負担金計算1)設定額を助成する負担金計算(外来)「1」
 ・システム管理2010【保険番号972で設定】
  (マル長)負担金計算(主+長)「1」
 7/3 複数科保険入力
 ・主保険+182+974 請求点数4903点 患者負担4710円
 ・主保険+974 請求点数 687点 患者負担2060円
 7/6 複数科保険入力
 ・主保険+182+974 請求点数2609点 患者負担3230円
 ・主保険+974 請求点数 294点 患者負担 880円
 ※「収納業務で一括再計算を行ってください」のメッセージ表示

 一括再計算を実施した結果が
  患者負担4710円→4710円
  患者負担2060円→ 0円
  患者負担3230円→3230円
  患者負担 880円→ 0円
 となっていましたので、
  患者負担4710円→4710円
   患者負担3230円→5290円
 患者負担 880円→ 0円
 となるように修正しました。
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(E)その他

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□対応範囲:その他
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 第42回パッチにより、以下のテーブルを変更しました。
 オンライン返戻明細テーブル(TBL_HENREI_BODY)
 DB管理情報は S-050200-1-20230817-1 となります。
 ※データベーススキーマチェックは最新版をダウンロードしてください。

□対応内容
 
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□対応範囲:その他
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 「マイナンバーカードによるオンライン資格確認を行うことができない場合に
 おける診療報酬等の請求の取扱いについて」の対応を行いました。
 詳細は別途資料を参照してください。

□対応内容
 
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