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パッチ提供(第44回)◆日医標準レセプトソフト ver 5.2.0 全14件:明細書/月次統計/API/帳票/地方公費・負担金計算関係/その他

■厳重注意事項

【厳重注意事項】
   プログラム更新時において、データベースの構造変更処理が実行される場合があります。
  データ量によっては、時間を要する場合がありますので、
  実行中は誤って電源を切らないようにしてください。

■プログラム更新処理手順について

プログラム更新処理手順について

■WebORCAクラウド版:
 メンテナンスにて自動で適用されます。

■WebORCAオンプレ版:
 (第44回)については下記コマンドで
 「weborcaのパッケージ」→「ミドルウェア」の順で更新をおこなってください
 
 $ sudo systemctl stop jma-receipt-weborca
 $ sudo apt update
 $ sudo apt install jma-receipt-weborca
 $ sudo weborca-install
 $ sudo systemctl start jma-receipt-weborca

 プログラム更新後は下記コマンドでパッチの適用バージョンをご確認ください。
 $ sudo weborca-install -l

■日レセオンプレ版(MONTSUQI):
 「トップメニュー」から「03 プログラム更新」を選択します。

 「更新」ボタンをクリックするかF12キーを押します。

 「プログラム更新を実行します。よろしいですか?」に対し
 「OK」をクリックするかF12キーを押します。

 3分〜5分程度待ちます。
 (ダウンロードを行うため回線の込み具合によりこれ以上かかる場合もあります。)

 「状況」ボタンをクリックするかF11キーを押します。
 画面中の一覧最下行の処理状態が「済」になればプログラムの取得は終了していることを表します。

 これを確認したらメニューに戻って業務を再開してもかまいませんが
 この処理は自動的に自システム(日レセ)の再起動を行いますのでその処理中には
 画面がフリーズしたようにしばらく動かなくなることがあります。
 しばらく(長くても1分程度)待っていただければ画面は動き出しますのでご注意ください。

※スタンバイサーバのプログラム更新について

 プログラム更新は基本的にマスタサーバのみおこないます。
 レプリケーション状態ではスタンバイサーバ側のDB更新ができず、プログラム更新処理が
 エラーとなるため、スタンバイサーバではおこないません。

 スタンバイサーバでは、障害発生時、マスタ昇格した際にプログラム更新をおこなってください。

■プログラム更新により修正される内容について

第44回:令和5年9月26日(2023-09-26)提供分

* パッチ提供に関するドキュメントは 
 PD-520-44-2023-09-26.pdf
 令和5年10月改定資料
 新型コロナウイルス感染症に係る対応について
 です

(A)明細書

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□対応範囲:明細書
□管理番号:kk86447
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 美幌町の福祉医療担当者様に確認いたしましたところご教示いただきました、
 下記添付資料の制度通りということでございました。
 「レセ(5)」タブ”一部負担金1円→10円単位記載”の設定は必要という
 ことかと存じますので、改修をご検討いただけたら幸いです。

□対応内容
 以下事例のレセプト記載が正しく行われていませんでしたので修正しました。
 事例:外来、70歳未満
 ・システム管理1001
  都道府県番号「01 北海道」
 ・システム管理2010【保険番号164(北海道地域公費)で設定】
  (レセ5)一部負担金1円→10円単位記載
       (高齢者・外)「3」
       (高齢者・入)「3」
       (70未・外)「3」
       (70未・入)「3」
  (レセ5)一部負担金記載1円未満端数処理(外来)「1」(※)
  一部負担金記載1円未満端数処理(入院)「1」
 ・システム管理2005(公費記載順設定)
  【保険番号293(北海道地域公費)】
  【保険番号164(北海道地域公費)】
  の順で設定
 
 8/1 主保険+293+164 請求点数425点
   (※)の設定によるレセプト記載する164の一部負担金:
     425点×10円×5%=212.5円(1円未満切り上げ)213円
 8/2 主保険+293+164 請求点数199点
   (※)の設定によるレセプト記載する164の一部負担金:
     199点×10円×5%=99.5円(1円未満切り上げ)100円
 計:213+100=313円
 一部負担金1円→10円単位記載の設定があると、164の一部負担金が
 212+99=311円になっていましたので313円になるよう修正しました。
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□対応範囲:明細書
□管理番号:support20230823-028
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 添付している患者様の上限額が実際は35,400円なのですが、なぜか
 43,120円で上がってきております。
 こちらを35,400円にするためにはどのようにすればよろしいでしょうか。

□対応内容
 R5.4.25パッチの修正不備により、以下の条件全てに該当する場合、
 入院レセプト作成処理において、保険欄一部負担金が正しく記載されない
 不具合がありましたので修正しました。
 (条件)
 ・70歳未満で限度額認定証の公費登録がある場合
 ・月途中で保険変更があるが、レセプトは1枚にまとめて作成する場合
 ・保険変更後の請求点数に対する負担割合分が21000円未満の場合
 事例:
 ※入院、70歳未満、公費登録(保険番号967)、所得者情報(低所得2)
 ※保険変更は、保険者の変更はなく、記号・番号の番号が変更
 ・保険登録
 (変更前) R5.4. 1-R5.7.18 国保(3割)
 (変更後) R5.7.19-R5.7.31 国保(3割)
 ・入退院登録
 R5.7. 1-R5.7.18 国保(3割) 請求点数 35200点 医療費患者負担 35400円
 R5.7.19-R5.7.19 国保(3割) 請求点数 2572点 医療費患者負担 0円
 ・入院レセプト(保険欄一部負担金)
 保険変更後の請求点数に対する負担割合分(7720円)が加算された金額
 (35400+7720=43120円)が記載されていたので、35400円が記載されるよう修正しました。
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□対応範囲:明細書
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 レセプト作成処理の印刷データ編集処理で「Shift+F9:中止」による
 処理中止を行えるよう対応しました。(医保、労災自賠、公害)
 印刷データ編集処理で処理を中止された場合は、中止になるまでに作成した
 レセプト関係のデータがテーブル内(TBL_RECEPRT、TBL__SEIKYU_MAIN、TBL_KOHSKY)
 に残りますが、最後まで処理を行われた状態ではないことから、そのままでの
 請求処理は行わないでください。
 処理中止をした場合は再度レセプト作成処理を最初から行ってから請求処理を
 行ってください。

□対応内容
 
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(B)月次統計

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□対応範囲:月次統計
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 「患者チェックスクリプト処理」で返却内容を変更しました。
 1.テーブルを追加しました。
 ・受付テーブル(TBL_UKETUKE)
 2.項目を追加しました。
  ・資格確認テーブル(TBL_ONSHI_KAKU)
   保険者番号(照会内容) SHO_HKNJANUM
   記号(照会内容) SHO_KIGO
   番号(照会内容) SHO_NUM
   枝番(照会内容) SHO_EDABAN
   生年月日(照会内容) SHO_BIRTHDAY
   処方箋発行形態(照会内容) SHO_SHOHO_KEITAI
   保険者番号 RES_HKNJANUM
   記号 RES_KIGO
   番号 RES_NUM
   枝番 RES_EDABAN
   本人・家族の別 RES_HONKZKKBN
   生年月日 RES_BIRTHDAY

□対応内容
 
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□対応範囲:月次統計
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 「患者チェックスクリプト処理(レセプト)」で返却内容を変更しました。
 1.テーブルを追加しました。
  ・請求管理公費テーブル(TBL_SEIKYU_KOH)
  ・請求管理他テーブル(TBL_SEIKYU_ETC)
  ・オンライン返戻管理テーブル(TBL_HENREI_KANRI)

□対応内容
 
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(C)API

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□対応範囲:API
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 WebORCAで中途終了データ作成APIにて登録時に送信した電子処方箋情報を
 処方箋管理テーブルに登録しますが、診療行為画面の
 「(K10)診療行為入力ー中途終了一覧」から「F4 削除」で中途データを削除する時、
 中途データに紐づいている処方箋管理テーブルの削除を行っていませんでしたので
 削除するように修正しました。
 削除されずレコードが残っていた為、再度同じ内容で中途終了データを送信しても
 処方箋管理テーブルの登録ができませんでした。
 なお、現在、削除されずに残ってる処方箋管理テーブルのデータはSQLで
 直接削除する以外に方法はありません。

□対応内容
 
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(D)帳票

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□対応範囲:帳票
□管理番号:ncp20220624-020
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 処方箋の備考欄について、3行までは1枚に収まりますが、4行目があるときに
 2枚目に印字されますが、その際備考欄ではなく処方欄に印字されます。
 備考欄に印字されないのでしょうか。
 使用プログラム:ORCHC02Q

□対応内容
 処方箋の備考欄に記載できなかった備考の内容を処方内容に続きとして別に1枚
 作成していましたが、備考に記載する内容は備考欄に記載するように修正しました。
 1.備考欄は処方内容を記載しているすべての頁に同じ内容を記載していましたが、
   これを廃止して2枚目からは続きの備考内容を備考欄に編集するようにしました。
 2.備考の別枠に編集する「保険医署名の医師名」「残量を確認した場合の対応の
   「×」」は、すべての頁に記載します。
 3.2枚目からは「保険医署名欄」の横に編集はしません。
   その下から備考の続きを編集します。
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□対応範囲:帳票
□管理番号:点数マスタリストCSV出力 カラム位置
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 点数マスタリスト(その他)でコメントコードのCSV出力をおこなった際、
 カラム位置の数値が正しく編集されていないのと、桁数が未出力のようです。
 たとえば「840000007」を確認したとき、位置1、位置2、位置3にそれぞれ
 「1」しか編集されず、桁数の情報は出力されていません。

□対応内容
 点数マスタ帳票出力で、コメントをCSV出力した時、コメントのカラム位置と
 桁数の数値が正しく編集されていませんでしたので正しく編集するように修正しました。
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□対応範囲:帳票
□管理番号:support20230913-028
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 標準帳票 ORCBG034 医療区分集計表について
 件数が本来の件数より多いと問合せを受け、調べたところテスト患者の分も
 集計されていることがわかりました。
 テスト患者は集計しないように修正していただけないでしょうか。

□対応内容
 月次統計の医療区分集計表について、テスト患者が処理の対象になっていました
 ので対象にならないように修正しました。
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□対応範囲:帳票
□管理番号:support20230913-028
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 お薬手帳WebORCA対応できるようページサイズを幅 83mm×縦 297mmに
 調整した様式で出力できるようにしてほしい。

□対応内容
 帳票プログラムを作成しました。
 プログラムID:ORCHC62LP
 プログラムオプションはORCHC62を使用します。
 設定内容
 システム管理 「1031 出力先プリンタ割り当て情報」よりお薬手帳の
 標準プログラム名から ORCHC62LP を選択します。
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(E)地方公費・負担金計算関係

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□対応範囲:地方公費・負担金計算関係
□管理番号:kk86071
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 下記について和歌山県伊都医師会エリアの医療機関様よりご連絡ありました。
 ・内容:子どもの医療費助成の手引き及び医療費助成計算事例について
  (周知依頼)資料送付とシステムの対応可否について
  「五條市現物給付調査ご記入のお願い」のアンケートも同時添付ありました。
 ・対象医療費制度:乳幼児医療助成制度・ひとり親家庭等医療費助成制度
 ・開始時期:令和5年10月診療分

□対応内容
 和歌山県における奈良県五條市の子ども医療費助成制度、及び、ひとり親家庭等
 医療費助成制度についての入院負担金計算対応を行う。
 (令和5年10月診療分以降)
 1.令和5年10月診療分から下記の全てに該当する子どもが
  和歌山県の伊都医療圏において現物給付による医療費助成の対象となる。
  ・五條市に住所を有する未就学児
  ・被用者保険(社会保険)の被保険者
  ・五條市発行の乳幼児医療費受給資格証、もしくは、ひとり親家庭等
   医療費受給者証の提示
 2.対象保険番号:273、293
   (システム管理1001:都道府県番号「30 和歌山」の医療機関 )
 3.対象者の患者負担
   外来:月上限額 500円
   入院:月上限額1,000円(日数が14日未満の場合は500円)
   ※保険番号マスタの入院月上限額は500円設定
 
 <重要>
  入院日数が14日以上となる場合は、負担金計算時に、月上限額を1000円として計算する。
 <補足>
  月途中で、保険者が変更又は公費受給者証が変更となった場合は、それぞれ
  (変更前後)で一部負担金を徴収する必要がある。月途中で保険者が変更
  (公費受給者証の変更なし)となった場合は、以下のいずれかの方法での
  対処が必要。
  (1)公費の適用期間を保険者が変更となった日で区切って登録する。
  (2)システム管理2010-負担金計算(1)-月途中受給者証変更時負担金計算を
     「7」で設定する。
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□対応範囲:地方公費・負担金計算関係
□管理番号:request20221129-002
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 乳幼児医療費請求書(社保用)の一部負担金について
 入退院登録を「2継続」で登録した場合も、「1初回」で登録した場合と
 同じ計算(起算)方式になる設定を要望致します。

□対応内容
 システム管理2010(地方公費保険番号付加情報)にある設定項目
 「1入院@日限度とする特別計算(入院)」の負担金計算について機能追加を行いました。
 1.システム管理2010−(負担金計算(3))−1入院@日限度とする特別計算(入院)の
  左側の設定項目に「2 初回・継続に関わらず、入院日を基準日として
  負担金計算を行う」を追加した。
 2.該当地域公費の上記設定を「2」で設定した場合、該当入退院履歴が
  「1初回」「2継続」に関わらず、その入院日を基準日とし、1入院@日限度とする
   負担金計算を行う。(@は、保険番号マスタの設定(月−上限回数))
 3.上記設定を「2」で設定、かつ、同日再入院(1初回」「2継続」に関わらず)
   の場合は、同日再入院日の翌日を基準日とする。
 ※上記設定を「1」で設定、かつ、同日再入院(「1初回」での入院)の場合と同様
 
 <重要>
   04宮城(保険番号463,563)を含め、上記設定を「1」で設定し、本運用を
   行っている場合において、設定を「2」に変更した場合、【「2継続」での入院】の
   計算方法が変わるため(詳細は補足1)、既に「2継続」で入院している方の計算に
   影響が出ます。設定する際はご注意ください。
 <補足>
  1.上記設定の既存分「1」と追加分「2」の相違点は、【「2継続」での入院】の
    計算方法である。
  <参考>「1」で設定した場合
    該当入退院履歴の初回入院日を基準日とし、1入院@日限度とする負担金計算を行う。
  ・「1初回」での入院の場合は、その入院日(=初回入院日)が基準日となる。
  ・「2継続」での入院の場合は、その入院日が基準日とはならず、初回入院日が基準日となる。
  2.1入院@日限度とする特別計算(入院)のデフォルト設定に変更は無い。
    ※基本のデフォルト設定   ・・ 左右の設定(0,0)
    ※デフォルト設定が(0,0)以外の地域公費04宮城(保険番号463,563)
      ・・ 左右の設定(1,0)
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□対応範囲:地方公費・負担金計算関係
□管理番号:kk87809
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 令和5年10月1日より、宮城県富谷市において乳幼児医療費の助成対象範囲が変更になります。
 (所得制限なし、食事療養費の全額助成、一部自己負担金の発生が無くなります。)

□対応内容
 令和5年10月診療分からの宮城県富谷市乳幼児医療費助成制度変更に伴い、
 以下の修正を行いました。
 公費負担者番号(頭7桁)が「8304028」(富谷町)、かつ、宮城県の保険番号
 (183,483,583,783,263,363,463,563)の食事負担計算については、食事負担
 半額助成対応を行っていましたが、対応は令和5年9月診療分までとしました。
 ※なお、令和5年10月診療分からは、新たな制度内容に則した保険番号を公
  費登録して使用する必要があります。
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(F)その他

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□対応範囲:その他
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 新型コロナウイルス感染症の感染症法上の取扱いについて特例の見直し(案)
 について対応を行いました。
 詳細は別途資料を参照してください。
 ※要マスタ更新
 ※現時点の対応は(案)とされる内容についてです。今後、変更が発生
  すると思われますのでアナウンスにご注意ください。

□対応内容
 
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