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ORCA Project: パッチ提供(第84回)◆日医標準レセプトソフト ver 5.2.0 全14件:登録/診療行為/データチェック/明細書/請求管理/月次統計/点数マスタ/API/帳票
■厳重注意事項
【厳重注意事項】 プログラム更新時において、データベースの構造変更処理が実行される場合があります。
データ量によっては、時間を要する場合がありますので、
実行中は誤って電源を切らないようにしてください。
■プログラム更新処理手順について
プログラム更新処理手順について ■WebORCAクラウド版: メンテナンスにて自動で適用されます。 ■WebORCAオンプレ版: ログイン画面よりユーザ名、パスワード入力後、「アップデート」ボタンを押下し、 プログラム更新をおこなってください。 プログラム更新後は画面左下にありますバージョン情報の「アプリケーション」 部分が提供日付となっていることをご確認ください。 ※ 下記コマンドでもプログラム更新が可能です $ systemctl stop jma-receipt-weborca $ sudo weborca-install $ systemctl start jma-receipt-weborca ■日レセオンプレ版(MONTSUQI): 「トップメニュー」から「03 プログラム更新」を選択します。 「更新」ボタンをクリックするかF12キーを押します。 「プログラム更新を実行します。よろしいですか?」に対し 「OK」をクリックするかF12キーを押します。 3分〜5分程度待ちます。 (ダウンロードを行うため回線の込み具合によりこれ以上かかる場合もあります。) 「状況」ボタンをクリックするかF11キーを押します。 画面中の一覧最下行の処理状態が「済」になればプログラムの取得は終了していることを表します。 これを確認したらメニューに戻って業務を再開してもかまいませんが この処理は自動的に自システム(日レセ)の再起動を行いますのでその処理中には 画面がフリーズしたようにしばらく動かなくなることがあります。 しばらく(長くても1分程度)待っていただければ画面は動き出しますのでご注意ください。 ※スタンバイサーバのプログラム更新について プログラム更新は基本的にマスタサーバのみおこないます。 レプリケーション状態ではスタンバイサーバ側のDB更新ができず、プログラム更新処理が エラーとなるため、スタンバイサーバではおこないません。 スタンバイサーバでは、障害発生時、マスタ昇格した際にプログラム更新をおこなってください。
■プログラム更新により修正される内容について
第84回:令和7年7月28日(2025-07-28)提供分
* パッチ提供に関するドキュメントは PD-520-84-2025-07-28.pdf です ──────────────────────────────────── (A)登録 ──────────────────────────────────── □対応範囲:登録 □管理番号:ncp20250630-046 □問い合わせ(不具合)及び改善内容 協会 と 生活保護の併用の場合ですが、 (保険者番号01270016 家族 記号14420130 番号399 枝番02 負担者番号12272613 受給者番号0226167) あらかじめ日レセに保険と公費を患者登録して資格確認すると 「資格確認結果:主保険:有効 生保:有効(医療扶助 未登録)」とポップアップされます。 「オン資格」ボタンを押すと、主保険、生活保護の行がそれぞれ表示されており 主保険の方を選択し「患者確認」を押し、進んでいき (P034)患者登録ーオン資格限度額認定証・公費照会 画面 に進むと 01 (追)******負担者番号: 受給者番号: R6.11.5~99999999 という行があり、 「公費確定」を押すと患者登録画面に適用期間だけ反映されました。 すでに生活保護は手入力しているので何もしなくてよいかな、と思うのですが 上記のような公費の情報(負担者番号なし、受給者番号なし)が表示された場合、 ユーザーさんはどのような操作をすればよいでしょうか。 □対応内容 患者登録で顔認証のオンライン資格確認が社保と医療扶助の併用の時、社保は 資格有効であっても医療扶助の負担者番号・受給者番号が空白の場合がありました。 この時、P034で負担者番号・受給者番号のない公費内容を表示していました。 この為、公費追加で負担者番号・受給者番号がない空白の公費を追加していました。 医療扶助で負担者番号または受給者番号が空白の時は、公費内容が確定できないので 公費内容を表示しないようにしました。 また、この時P033 の【医療扶助の情報があります。】の表示を 【医療扶助の情報があります】(対象公費なし)と表示するようにしました。 ──────────────────────────────────── (B)診療行為 ──────────────────────────────────── □対応範囲:診療行為 □管理番号: □問い合わせ(不具合)及び改善内容 通院・在宅精神療法の算定で1回の処方について2種類以上の抗うつ薬又は 2種類以上の抗精神病薬の投与の有無により、選択式コメント 「820101188 投与した抗うつ薬又は抗精神病薬の種類数及びその医療上の必要性並び」 の入力チェックを追加しました。 1.通院・在宅精神療法(I002)の算定があるとき、同じ診療科の投薬 に2種類以上の抗うつ薬又は2種類以上の抗精神病薬の投与がある場合で 選択式コメント「820101188」の入力がないとき、「登録」押下時に 警告メッセージ「警告!2種類以上の抗うつ薬又は抗精神病薬がありますが 説明済みコメントがありません」を表示します。 2.通院・在宅精神療法(I002)と選択式コメント「820101188」の入力があるとき、 同じ診療科の投薬に2種類以上の抗うつ薬又は2種類以上の抗精神病薬の 投与がない場合は「登録」押下時に警告メッセージ「警告!2種類以上の 抗うつ薬又は抗精神病薬の処方入力がありません。コメント不要です」を表示します。 3.選択式コメント「820101188」は通院・在宅精神療法(I002)と同じ 剤内の入力をチェックします。 □対応内容 ──────────────────────────────────── (C)データチェック ──────────────────────────────────── □対応範囲:データチェック □管理番号:request20240403-001 □問い合わせ(不具合)及び改善内容 エンレスト錠を処方時に「投与が必要と判断した理由(エンレスト錠50mg等);」を 地域によって院内/院外でコメントが必要だそうです。 41データチェックにて「;」の後が未入力の場合、エラーが出るかと思いますが 院外処方だとチェックが外れてエラーが出なくなってしまいます。 院外処方時でもエラーを出してきてほしいとご要望です。 □対応内容 医薬品に対する選択式コメントのコメント内容有無チェックで、院外処方として 入力した医薬品についてはチェック対象外としていたためチェック対象としました。 システム管理2005「レセプト・総括印刷情報」の「院外投薬コメント記載 (処方箋料包括時)」が「0 記載しない」設定はチェック対象外とします。 ──────────────────────────────────── (D)明細書 ──────────────────────────────────── □対応範囲:明細書 □管理番号:レセプト摘要欄記載順 □問い合わせ(不具合)及び改善内容 施医総管と当該加算の剤を分けて入力した場合、在医総管ではレセプト摘要欄が 「在医総管」から編集されるのですが、施医総管の場合、表用番号・公表順序番号、 剤点数、剤番号の昇順で編集されるようで、施医総管が一番下に編集されます。 □対応内容 紙レセプトの記載順対応(診療区分14の在医総管・施医総管) 以下の診療行為入力を行った場合、紙レセプトの記載順が加算・施医総管の順と なっていましたので、施医総管・加算の順となるよう修正しました。 <診療行為入力> .140 114035810 施医総管(機能強化在支診等・床有・月2回〜1人) 114039370 在宅緩和ケア充実診療所・病院加算(施医総管)(1人) .143 114016070 在宅移行早期加算(在医総管・施医総管) .143 114043870 包括的支援加算(在医総管・施医総管) .143 114057970 在宅データ提出加算(在医総管・施医総管) .143 114723810 在宅医療情報連携加算(在医総管・施医総管) ──────────────────────────────────── (E)請求管理 ──────────────────────────────────── □対応範囲:請求管理 □管理番号:request20240823-003 □問い合わせ(不具合)及び改善内容 返戻データの返戻理由の表示について要望させていただきます。 現在、返戻理由レコードは識別「HR」のみ対象とのことですがHRに「その他」と 記録されていた場合詳細な返戻理由が返戻一覧の画面で確認することができません。 今回お問い合わせのあった医療機関様はHRにその他、MDに詳細な返戻理由が記録 されており請求管理画面の返戻詳細には「その他」のみの表示で何の返戻か わからないので困るのでわざわざビューアを見ずに表示させてほしいとの 強い要望がございました。 □対応内容 請求管理業務で(H04)返戻詳細画面で返戻データのMDレコードを表示するようにしました。 (H03)取込み済返戻データ一覧画面から印刷する取込済み返戻データ一覧に 返戻データのMDレコードを記載するようにしました。 1.(H03)取込み済返戻データ一覧画面上部の一覧から返戻データを選択したとき、 「F5 返戻詳細」でレセプト毎の再審査等請求データの再審査等申し出(MD)レコードの理由 番号、理由番号補足、理由内容(フリー入力)、補足の表示を行う。 2.1で「F12 印刷」ボタンを押下したとき、理由番号、理由番号補足、 理由内容(フリー入力)、補足の印刷を行う。 3.理由番号補足、理由内容(フリー入力)、補足のいずれかの項目が 記録されている場合に表示又は印刷を行う。 ──────────────────────────────────── (F)月次統計 ──────────────────────────────────── □対応範囲:月次統計 □管理番号: □問い合わせ(不具合)及び改善内容 月次統計からの患者チェックスクリプト処理で対象テーブルを指定可能としました。 1.月次統計画面からのテーブル指定は最大4つまで可能とする。 指定がない場合はスクリプト内に記述されたテーブル情報を全て取得する。 2.テーブル名はデータベース定義書に記述されたテーブル名とする。 □対応内容 ──────────────────────────────────── (G)点数マスタ ──────────────────────────────────── □対応範囲:点数マスタ □管理番号:support20250630-020 □問い合わせ(不具合)及び改善内容 「102 点数マスタ」の登録画面((Z02)点数マスタ設定‐コメント設定)で 有効開始日と有効終了日を同日で入力にすると、 「1010 有効開始年月日≧有効終了年月日で入力して下さい」と表示されるが 「有効開始日<有効終了日で入力してください」が正しいと思われる。 □対応内容 点数マスタ登録業務の各画面で有効年月日を有効開始年月日≧有効終了年月日で 入力した時、登録時のエラーメッセージを「有効開始年月日≧有効終了年月日で 入力して下さい」と表示していましたので、「有効開始年月日<有効終了年月日で 入力して下さい」と表示するように修正しました。 また、(Z010) 点数マスタ設定ーユーザー設定登録画面も修正しました。 ──────────────────────────────────── (H)API ──────────────────────────────────── □対応範囲:API □管理番号:request20240815-001 □問い合わせ(不具合)及び改善内容 患者情報取得APIで患者内部IDの取得ができるよう改修をお願いしたいです。 □対応内容 患者基本情報取API/api01rv2/patientgetv2)のレスポンスに 患者ID(Patient_Internal_ID)を追加しました。 ──────────────────────────────────── ──────────────────────────────────── □対応範囲:API □管理番号: □問い合わせ(不具合)及び改善内容 入退院登録API(/orca31/hsptinfmodv2)で医療観察法の入院登録、入院登録(訂正)、 転科転棟転室を処理した際に以下のエラーが返却され処理できない不具合が ありましたので修正しました。 Api_Result:0155 Api_Result_Message:算定要件非該当区分の入力に誤りがあります □対応内容 ──────────────────────────────────── ──────────────────────────────────── □対応範囲:API □管理番号:【WebORCA】 □問い合わせ(不具合)及び改善内容 処方箋情報提供CSVデータで公費の負担者番号が数値8桁、受給者番号が 数値7桁でない場合は特殊公費レコード(30)に記録、また、負担者番号がなく 受給者番号のみの公費は備考レコード(81)に記録するようにしました。 1.公費の負担者番号が数値8桁、かつ、受給者番号が数値7桁または 空白の時公費レコード(27)(28)(29)に記録します。 これ以外の時は特殊公費レコード(30)に記載します。 特殊公費レコードが複数となる場合は、最初の公費を特殊公費レコードとし、 他は備考レコード(81)に記録します。 2.負担者番号が空白で受給者番号がある公費は、備考レコード(81)に記録します。 これにより、エラー「69 負担者番号のない公費があります。」は廃止とします。 3.1または2はプログラムオプション(ORCHC02Q)の公費備考欄印刷指定の 対象でない公費に対して行います。 下記のプログラムオプションで公費備考欄印刷を設定しま す。 (3)地方公費備考欄の印字 KOHKBN=0 (13)公費備考欄印刷の個別指定 KOHNUM_1=000 4.備考レコード(81)の内容はプログラムオプションの公費備考欄記載と同じ内容とします。 備考種別(省略) 備考 :公費の短縮制度名 負担者番号:XXXXXX 受給者番号:XXXXXX □対応内容 ──────────────────────────────────── (I)帳票 ──────────────────────────────────── □対応範囲:帳票 □管理番号:ncp20250623-015 □問い合わせ(不具合)及び改善内容 処方箋のフリーコメント記載についてお問い合わせがあります。 処方せん「ORCHC02」をご使用中の医院様より処方欄にフリーコメントで メント記載を行った際、文字が途中で途切れることがあるとお問い合わせをいただきました。 「夕食から寝る前までにコップ2杯以上水分摂取した日は内服しない」と登録すると 「~内服し」までしか記載されてこず、処方日数の(何日分)が被ってきます。 「夕食から寝る前までにコップ2杯以上水分摂取した日は内服しないように」と 入力している患者様はきちんと改行され、全ての文章が処方に載ってきている状態です。 文字数によって、表示されない不具合などが発生しているのでしょうか。 □対応内容 処方箋で日数を記載する剤の最終行の明細が30または31文字の場合、 29文字までを記載して日数を記載していましたので正しく記載するように修正しました。 ──────────────────────────────────── ──────────────────────────────────── □対応範囲:帳票 □管理番号:request20240202-004 □問い合わせ(不具合)及び改善内容 「領収印なき領収書は無効です」の印字がなされるため、この一文の削除することは ご対応いただきましたが、合わせて改善要望として出されていた領収印欄(枠線)の 削除が対応されていません。 医療機関から領収印欄(枠線)の削除ができないのかとお問い合わせがありました。 その為、領収印欄(枠線)の削除ができるように対応して頂きたいですが、 完全に削除するのではなく、医療機関の運用に合わせて 91マスタ登録-101システム管理マスタ-1910プログラムオプション情報で 文字と領収印欄(枠線)を印字するかしないかを変更できるように機能の追加を 要望いたします。 □対応内容 請求書兼領収書の「領収印」枠についてプログラムオプションで印字有無を指定可能としました。 1.対象帳票 (1).外来 ORCHC03,ORCHC03V02,ORCHC03V03,ORCHC03V04,ORCHC03V03A5,ORCHC03V05 (2).入院 ORCHCN03,ORCHCN03V02,ORCHCN03V03,ORCHCN03V03A5 2.「領収印」枠の印字有無はシステム管理「1910 プログラムオプション情報」から 設定可能とする。(デフォルトは"印字する") 3.入院分請求書兼領収書の「領収印」枠有無オプションは令和7年6月以降の 請求期間分から適用とする。 ──────────────────────────────────── ──────────────────────────────────── □対応範囲:帳票 □管理番号: □問い合わせ(不具合)及び改善内容 お薬手帳(ORCHC62/ORCHC62LP)のフォントをプログラムオプション設 定によりゴシック体(Takaoゴシック)で印刷可能としました。 1.プログラムオプション(ORCHC62)にフォント設定を追加します。 (7)フォント設定 FONT=0:明朝体(デフォルト) FONT=1:ゴシック体 FONT=1 の設定でゴシック体で印刷します。 2.明朝体とゴシック体の帳票IDは異なりますのでオフセット設定には以 下の帳票IDに設定します。 ゴシック体の帳票ID ORCHC62 HCM62G.red、HCM62QG.red ORCHC62LP HCM62LPG.red、HCM62QLPG.red □対応内容 ──────────────────────────────────── ──────────────────────────────────── □対応範囲:帳票 □管理番号:support20250717-007 □問い合わせ(不具合)及び改善内容 診療費明細書(ORCHC04)の回数欄記載について医療機関からの問い合わせです。 自費薬剤の入力を .960 096000507 自費薬剤 001010079 用法 008500000 コメント 上記のように入力をすると診療費明細書の回数欄が空欄となるとのこと。 .960 096000507 自費薬剤 001010079 用法 上記のようにコメントコードが入っていない場合は回数に「1」が記載されます。 社内検証機でプログラムオプション設定を同様にし検証したところ社内環境では コメントコードの有無に関わらず回数が記載されました。 医療機関環境とは異なりますが、Jammyで検証した際は医療機関と同様に空欄となりました。 □対応内容 外来の診療費明細書(ORCHC04)でプログラムオプションの(13)コメントの印字に 印字したいコメントの設定がある場合、給付外(「950 保険外(消費税なし)」 「960 保険外(消費税あり)「961 保険外(消費税あり)数量込みの金額」 の剤に 印字しないコメントコードがある時に回数の編集をしない時がありました。 また、コメントコードが最終行の時はコメントコードの行に回数を記載していました。 給付外は金額を記載している行に回数を記載するように修正しました。 給付外にコメントコードを印刷する時は剤の最後でも回数記載をしないようにしました。 外来の請求書兼領収書に診療費明細書が記載されている帳票 (ORCHC03V04,ORCHC03V05)も同様になります。 また、入院の診療費明細書(ORCHCN04)も給付外(診療区分「95,96」)で コメントコードが最終行の時は、回数をコメントコードの行に記載してましたので、 金額を記載する行に回数を記載するようにし、コメントコードの行には 回数記載をしないようにしました。 ──────────────────────────────────── 診療行為入力>
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