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ORCA Project: パッチ提供(第88回)◆日医標準レセプトソフト ver 5.2.0 全5件:登録/診療行為/API

■厳重注意事項

【厳重注意事項】
   プログラム更新時において、データベースの構造変更処理が実行される場合があります。
  データ量によっては、時間を要する場合がありますので、
  実行中は誤って電源を切らないようにしてください。

■プログラム更新処理手順について

プログラム更新処理手順について

■WebORCAクラウド版:
 メンテナンスにて自動で適用されます。

■WebORCAオンプレ版:
 ログイン画面よりユーザ名、パスワード入力後、「アップデート」ボタンを押下し、
 プログラム更新をおこなってください。

 プログラム更新後は画面左下にありますバージョン情報の「アプリケーション」
 部分が提供日付となっていることをご確認ください。

 ※ 下記コマンドでもプログラム更新が可能です
 $ systemctl stop jma-receipt-weborca
 $ sudo weborca-install
 $ systemctl start jma-receipt-weborca

■日レセオンプレ版(MONTSUQI):
 「トップメニュー」から「03 プログラム更新」を選択します。

 「更新」ボタンをクリックするかF12キーを押します。

 「プログラム更新を実行します。よろしいですか?」に対し
 「OK」をクリックするかF12キーを押します。

 3分〜5分程度待ちます。
 (ダウンロードを行うため回線の込み具合によりこれ以上かかる場合もあります。)

 「状況」ボタンをクリックするかF11キーを押します。
 画面中の一覧最下行の処理状態が「済」になればプログラムの取得は終了していることを表します。

 これを確認したらメニューに戻って業務を再開してもかまいませんが
 この処理は自動的に自システム(日レセ)の再起動を行いますのでその処理中には
 画面がフリーズしたようにしばらく動かなくなることがあります。
 しばらく(長くても1分程度)待っていただければ画面は動き出しますのでご注意ください。

※スタンバイサーバのプログラム更新について

 プログラム更新は基本的にマスタサーバのみおこないます。
 レプリケーション状態ではスタンバイサーバ側のDB更新ができず、プログラム更新処理が
 エラーとなるため、スタンバイサーバではおこないません。

 スタンバイサーバでは、障害発生時、マスタ昇格した際にプログラム更新をおこなってください。

■プログラム更新により修正される内容について

第88回:令和7年11月25日(2025-11-25)提供分


* パッチ提供に関するドキュメントは 
 PD-520-88-2025-11-25pdf
 です

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(A)登録

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□対応範囲:登録
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 オンライン資格確認で薬剤情報のXMLを取得しない機能を追加しました。
 1.システム管理「1051 オンライン資格確認等情報」に「薬剤情報DB格納」を追加しました。
 2.オンライン資格確認照会を「0 照会しない」と設定したとき、
   「薬剤情報DB格納」は「1 しない」とします。
 3.オンライン資格確認照会を「1 照会する」と設定したとき、
   「薬剤情報DB格納」は「0 する」とします。
 4.「薬剤情報PDF」または「薬剤・診療情報PDF」が「1 出力する」と
   設定されていても、「薬剤情報DB格納」が「1 しない」のときは、
   薬剤情報のXMLの取得は行いません。
 
□対応内容
 
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(B)診療行為

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□対応範囲:診療行為
□管理番号:【WebORCA】
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 APIの中途終了データ作成から電子処方箋情報がある中途データを登録した場合、
 診療行為の訂正時に中途一覧から「追加」を不可としました。
 1.中途終了データ作成のclass=01(登録)、class=03(変更)、
   class=04(外来追加)で電子処方箋情報がある中途データを登録した場合、
   診療行為の訂正時に「中途終了一覧」で該当の中途データを選択し
   「追加」した時は、「中途データに電子処方箋情報があります。
   訂正時の追加は出来ません。」のエラーとします。
 
□対応内容
 
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□対応範囲:診療行為
□管理番号:【WebORCA】
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 APIの中途終了データ作成により電子処方箋情報がある場合で
 診療行為入力画面で展開した時の処理を見直しました。
 1.電子処方箋情報と紐づく中途終了データを展開し「電処」の表示がある時、
   診療科または保険組合せを変更した場合は電子処方箋情報の紐づけを
   解除しますが「電処」の表示のままでした。
   診療科または保険組合せを変更した時は、「電子処方箋情報と
   連携できない変更となります。OKで紙の処方箋に変更しますがよろしいですか?」の
   確認メッセージを表示するようにしました。
   「OK」で電子処方箋情報を解除し「電処」を「院外」へ変更します。
   「戻る」で変更前の診療科と保険組合せに戻します。
 2.診療科または保険組合せを変更した時に変更した診療科・保険組合せで
   中途終了データが存在した時は、「この保険の中途終了データが存在します。
   OKで中途終了内容へ置換えます。」の確認メッセージを表示し、
   「OK」で中途終了データを展開します。
   この時、展開した中途データが電子処方箋情報と紐づいていても「電処」
   対象とはなりませんでしたので「電処」の対象となるようにしました。
 
□対応内容
 
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(C)API

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□対応範囲:API
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 APIの患者基本情報取得の引数により訪問診療・オンライン診療の資格確認結果を
 取得可能としました。
 1.患者基本情報取得(/api01rv2/patientgetv2)の引数にclassを指定することで、
   資格確認結果に訪問診療またはオンライン診療の資格確認結果を返却します。
   class=02 は訪問診療の資格確認結果
   class=03 はオンライン診療の資格確認結果
   class 指定なし または 01 は顔認証の資格確認結果
   classが上記以外はエラー「91 処理区分に誤りがあります。」

□対応内容
 
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□対応範囲:API
□管理番号:ncp20251024-025
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 患者病名情報一括取得(URL:/orca51/patientdiseaseallv3)にて
 患者病名情報を一括で取得させていただいています。
 本APIのレスポンス内容について確認させてください。
 ORCAの病名登録画面にて
 「疥癬後皮膚そう痒症」(未コード化傷病名)を入力した状態で取得を
 行ったところ、レスポンスには以下のように複数の病名が含まれて出されました:
 ・疥癬(8831027)
 ・後(ZZZ2010)
 ・皮膚そう痒症(8841388)
 このように、1つの病名に対して複数のコード化病名が含まれる形式で出力される挙動は、
 当該APIの仕様でしょうか?
 もし仕様である場合、弊社側で受信時の対処処理を検討いたします。
 また、御社の病名登録画面においては、1つの病名に複数の病名を設定できないよう
 制限があると認識しております。
 可能であれば、上記のようなケースでは「未コード化傷病名」のままで
 出力いただけると非常に助かります。

□対応内容
 「疥癬後皮膚そう痒症」のように複数の病名で組み立てられているが、
 並び等で未コード化傷病名となるような場合、その病名が未コード化傷病名か
 判別できるように、患者病名情報一括取得APIに病名編集フラグの返却を追加しました。
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