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キヤノン株式会社(Canon LBP322i)検証・報告

検証・報告者:ORCAサポートセンタ(OSC)
キヤノン株式会社製プリンタについて、印刷動作および速度の検証結果を報告する。
本調査結果は、日レセ標準のレセプト・処方せん・領収書を発行し、テストしたものであり、すべての帳票の印刷を保証するものではない。

検証日:2019年12月

0. 機種および仕様

1. 検証環境

2. 検証方法

  • カルテ3号用紙を印刷し、正常に印刷されることを確認しました。
  • レセプトプレビューを行い、OCRフォントが正常に印刷されることを確認しました。
  • 処方せんと領収書を、各一部ずつ連続して印刷を行いました。
  • 1000人分の診療行為入りダミー患者を用意し、1000枚のレセ一括印刷を行いました。

3. 検証結果

機種名

検証方法
具体的操作 結果
処方せんと領収書を、各一部ずつ連続して印刷
印刷ボタンを押し、プリンタの動作音開始まで 4.21秒
処方せんの印刷終了まで 7.75秒
領収書の印刷終了まで 8.99秒
レセプト発行
最初の1分間の印刷枚数 31枚
1,000枚印刷終了までの経過時間
32分
1分あたりの平均出力枚数 31.3枚

4. 結論

LBP322iは、A4対応のモノクロレーザープリンタである。

1000枚の出力をおこなった場合、平均出力枚数が31.3枚という結果であり、カタログスペックよりも印刷枚数が落ち込みはしたが、1000枚の印刷で32分という印刷速度となった。

1000枚という大量のレセプト印刷が32分という高速印刷であることから、業務に支障が出ることはないものと考えられる。

LBP322iにはバックライト付き液晶パネルや操作のしやすい大きいパネルが付いており、トレイごとの用紙サイズの設定やネットワークの設定もおこないやすく、プリンタジョブの停止方法なども分かりやすかった。

給紙が必要となった場合にはわかりやすく警告音が鳴り、給紙後の復帰も早いことを確認できた。
印刷中の動作音は特に気にならない。

トレイの増設をせずにカセット640枚、手差し100枚を給紙することができるため、給紙の作業が頻繁に発生することはない。
(トレイの増築は640枚×3段枚まで)
またプリンタ本体はコンパクトであるため置き場所に困らず、設置の際の持ち運びも非常に楽である。
 
印刷までのセットアップには、PDF形式のマニュアルに従ってインストールをおこなうことで完了し、セットアップ後は安定した動作や印刷が可能であるため、レセプト枚数が多い場合でも対応でき、多くの診療所や病院にてメイン機としておすすめできる。
 
なお、ファーストプリントも早いため、窓口で領収書、処方せんを出力する場合においてもストレスなく使用可能。

※ LBP322iは認証印刷や出力管理等の機能拡張が可能な「MEAP ADVANCE(LBP版)」を標準搭載 (詳細はHPにて)

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