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メーカ(機種)検証・報告

検証・報告者:ORCAサポートセンタ(OSC)
キヤノン株式会社製プリンタについて、印刷動作および速度の検証結果を報告する。
本調査結果は、日レセ標準のレセプト・処方せん・領収書を発行し、テストしたものであり、すべての帳票の印刷を保証するものではない。

検証日:2015年12月

0. 機種および仕様

1. 検証環境

2. 検証方法

  • カルテ3号用紙を印刷し、正常に印刷されることを確認しました。
  • レセプトプレビューを行い、OCRフォントが正常に印刷されることを確認しました。
  • 処方せんと領収書を、各一部ずつ連続して印刷を行いました。(スリープOFF)
  • 1000人分の診療行為入りダミー患者を用意し、1000枚のレセ一括印刷を行いました。

3. 検証結果

機種名

検証方法
具体的操作 結果
処方せんと領収書を、各一部ずつ連続して印刷
印刷ボタンを押し、プリンタの動作音開始まで 4.09秒
処方せんの印刷終了まで 11.35秒
領収書の印刷終了まで 13.59秒
レセプト発行
最初の1分間の印刷枚数 31枚
1,000枚印刷終了までの経過時間30分
1分あたりの平均出力枚数 33.3枚

4. 結論

LBP3410は、A4対応のモノクロレーザープリンタである。

1000枚の出力をおこなった場合、平均出力枚数が33.3枚という結果であり、カタログスペックと同一の速度が出ていることを確認できた。

クールダウンもなく、1000枚の印刷で30分という高速印刷を確認でき、業務に支障がでることはないものと考えられる。

LBP3410は2006年より発売された機種となり、他の機種と比べると操作パネルが小さく、トレイごとの用紙サイズの設定やネットワークの設定等、操作には多少の慣れが必要である。

印刷中の動作音は特に気にならず、日レセから出力される印刷物そのものに関して異常はない。

印刷速度も速いため、高速印刷の必要なレセプト枚数の多い病院や診療所においては、メイン機としておすすめできるが、発売から年数が経っているため、プリンタそのものの機能面を考慮すると、現行機種の導入を視野に入れるという選択肢を取っても良いと思う。

印刷までのセットアップには、HTML形式のマニュアルに従ってインストールをおこなうことで完了し、セットアップ後は安定した動作や印刷が可能であるため、小規模・中規模の診療所や病院でもメイン機としておすすめできる。
 
なお、ファーストプリントも早いため、窓口で領収書、処方せんを出力する場合においてもストレスなく使用できるものと思う。

補足:
標準カセットのみの場合350枚までの給紙となるため、大量のレセプト印刷をおこなう場合においては、給紙用カセットの増設を推奨する

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