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メーカ(機種)検証・報告

検証・報告者:ORCAサポートセンタ(OSC)
キヤノン株式会社製プリンタについて、印刷動作および速度の検証結果を報告する。
本調査結果は、日レセ標準のレセプト・処方せん・領収書を発行し、テストしたものであり、すべての帳票の印刷を保証するものではない。

検証日:2014年04月

0. 機種および仕様

1. 検証環境

2. 検証方法

  • カルテ3号用紙を印刷し、正常に印刷されることを確認しました。
  • レセプトプレビューを行い、OCRフォントが正常に印刷されることを確認しました。
  • 処方せんと領収書を、各一部ずつ連続して印刷を行いました。(スリープOFF)
  • 1000人分の診療行為入りダミー患者を用意し、1000枚のレセ一括印刷を行いました。

3. 検証結果

機種名

検証方法
具体的操作 結果
処方せんと領収書を、各一部ずつ連続して印刷
印刷ボタンを押し、プリンタの動作音開始まで 2.54秒
処方せんの印刷終了まで 7.82秒
領収書の印刷終了まで 9.47秒
レセプト発行
最初の1分間の印刷枚数 33枚
1,000枚印刷終了までの経過時間
28分
1分あたりの平均出力枚数 35.7枚

4. 結論

上記結果より、1000枚レセプト出力において、平均枚35.7/分の出力が可能であり、カタログスペックを超す速度を確認できた。

MF6880DWはA4対応のモノクロ複合機であり、印刷速度は高速である。

バックライト付き液晶パネルや操作パネルが付いており、IPアドレスや省エネモードの設定もおこないやすく、プリンタジョブの停止方法なども分かりやすかった。

印刷中の動作音はやや大きめだが、業務中、気になるレベルではない。
また、給紙が必要となった場合には警告音が鳴るため、わかりやすい。

日レセから出力される印刷物そのものに関して異常はなく、印刷速度も速いため、高速印刷の必要なレセプト枚数の多い病院や診療所においては、メイン機としておすすめできる。

ファーストプリントも早いため、窓口で領収書、処方せんを出力する場合においてもストレスなく使用できるものと思う。

補足:
日レセから出力される帳票は1JOB1ページであるため、JOBが終了するごとに終了音が鳴る。
気になるようであれば、環境設定よりJOB終了音をOFFへ設定することをお勧めする。

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