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富士ゼロックス株式会社(DocuPrint C525 A)検証・報告

検証・報告者:ORCAサポートセンタ(OSC)
富士ゼロックス株式会社製プリンタについて、印刷動作および速度の検証結果を報告する。
本調査結果は、日レセ標準のレセプト・処方せん・領収書を発行し、テストしたものであり、すべての帳票の印刷を保証するものではない。

0. 機種および仕様

  • DocuPrint C525 A カタログ値(搭載メモリ:64MB  印字速度:25PPM(モノクロ片面))

1. 検証環境

  • Debian GNU/Linux 3.1 (sarge)+日レセシステム
  • 日レセバージョン3.3.0
  • ネットワーク接続
  • 富士ゼロックス様提供のDebianパッケージ プリンタドライバを使用
      (白黒印刷では、CUPS設定画面にて、Black/High Speedに設定した。
      カラー印刷では、Color/High Speedに設定した。)

      設定方法: 富士ゼロックス株式会社の公式Webサイトで公開中のPPDファイルおよび設定手順書を使用
            (URL) http://www.fujixerox.co.jp/solution/printer/orca.html

2. 検証方法

  • カルテ3号用紙を印刷し、正常に印刷されることを確認しました。
  • 処方せんと領収書を、各一部ずつ連続して印刷を行いました。(スリープOFF)
  • 1000人分の診療行為入りダミー患者を用意し、1000枚のレセ一括印刷を行いました。
  • 写真付き薬剤情報提供書(薬剤6種類)の印刷を行いました。

3. 検証結果

カラーレーザプリンタC525A

検証方法
具体的操作 結果
処方せんと領収書を、各一部ずつ連続して印刷
印刷ボタンを押し、プリンタの動作音開始まで 4秒
処方せんと領収書、各一部の印刷終了まで 14秒
レセプト発行
最初の1分間の印刷枚数 23枚
1,000枚印刷終了までの経過時間 52分32秒
1分あたりの平均出力枚数 19枚
写真付き薬剤情報提供書(薬剤6種類)の印刷
6種類の薬剤情報提供書の印刷終了まで 22秒

4. 結論

以上の事から、本プリンタは日レセシステムからの使用に動作上の問題はありません。
1000枚レセプト出力において、平均19枚/分の出力が可能です。

最初の1分間の出力枚数と、平均出力枚数が異なるのは、途中でプリンタの自動調整が行われるため。

また、C525Aはカラープリンタであり、白黒とカラーで動作速度が2-3倍異なるのでCUPS設定画面でカラー出力設定を適切に設定すること。
白黒印刷の場合は、Output Colorの項目をBlackに。
カラー印刷の場合は、Output Colorの項目をColorに。
CUPS設定画面で、カラー印刷用のプリンタ名と、白黒印刷用のプリンタ名の2種類を登録して、使い分けるのがよい。

以上の事から、本プリンタは動作上の問題はなく、日レセシステムの使用に何ら問題は無いと判定致します。
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