京セラミタ(LS-2000D)検証・報告

検証・報告者:ORCAサポートセンタ(OSC)
京セラミタ製プリンタについて、印刷動作および速度の検証結果を報告する。
本調査結果は、日レセ標準のレセプト・処方せん・領収書を発行し、テストしたものであり、すべての帳票の印刷を保証するものではない。

0. 機種および仕様

  • LS-2000D(A4モノクロレーザプリンタ) カタログ値(搭載メモリ:64MB 印字速度:モノクロA4 30枚/分)
    テスト機はKPDLオプション、ネットワークオプション(IB-30)を追加

1. 検証環境

  • Debian GNU/Linux 3.1 (sarge)+日レセシステム
  • 日レセバージョン3.4.0
  • ネットワーク接続
  • ドライバは、京セラミタ様提供のCUPS用日本語PPDファイル使用 + OCRフォント設定
    また、プリンタ本体パネルで”RAMディスクモード=OFF”に設定
  • プリンタドライバ:こちらでご確認ください。 http://www.kyoceramita.co.jp/download/orca_driver.html

2. 検証方法

  • カルテ3号用紙を印刷し、正常に印刷されることを確認しました。
  • 処方せんと領収書を、各一部ずつ連続して印刷を行いました。(スリープOFF)
  • 1000人分の診療行為入りダミー患者を用意し、1000枚のレセ一括印刷を行いました。

3. 検証結果

モノクロレーザプリンタLS-2000D

検証方法
具体的操作 結果
処方せんと領収書を、各一部ずつ連続して印刷
処方せんを印刷し終わるまでの時間 14秒9
領収書を印刷し終わるまでの時間 16秒9
レセプト発行
最初の1分間の印刷枚数 28枚
1,000枚印刷終了までの経過時間(用紙追加の時間を含まず) 33分27秒
1分あたりの平均出力枚数 29.9枚

4. 結論

上記結果より、1000枚レセプト出力において、平均29.9枚/分の出力が可能です。
以上の事から、本プリンタは動作上の問題はなく、日レセシステムの使用に何ら問題は無いと判定致します。

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