京セラミタ(LS-C5030N)検証・報告

検証・報告者:ORCAサポートセンタ(OSC)
京セラミタ製プリンタについて、印刷動作および速度の検証結果を報告する。
本調査結果は、日レセ標準のレセプト・処方せん・領収書を発行し、テストしたものであり、すべての帳票の印刷を保証するものではない。

0. 機種および仕様

  • LS-C5030N(A4カラーレーザプリンタ) カタログ値(搭載メモリ:128MB 印字速度:モノクロ・カラーA4 24枚/分)

1. 検証環境

  • Debian GNU/Linux 3.1 (sarge)+日レセシステム
  • 日レセバージョン3.4.0
  • ネットワーク接続
  • ドライバは、京セラミタ様提供のCUPS用日本語PPDファイル使用 + OCRフォント設定
    モノクロ印刷時は、CUPS設定を”カラーモード=白黒”に変更したものを用いた。
    また、プリンタ本体パネルで”RAMディスクモード=OFF”に設定
  • プリンタドライバ:こちらでご確認ください。 http://www.kyoceramita.co.jp/download/orca_driver.html

2. 検証方法

  • カルテ3号用紙を印刷し、正常に印刷されることを確認しました。
  • 処方せんと領収書を、各一部ずつ連続して印刷を行いました。(スリープOFF)
  • 1000人分の診療行為入りダミー患者を用意し、1000枚のレセ一括印刷を行いました。
  • 写真付き薬剤情報提供書(薬剤6種類)の印刷を行いました。

3. 検証結果

カラーレーザプリンタLS-C5030N

検証方法
具体的操作 結果
処方せんと領収書を、各一部ずつ連続して印刷
処方せんを印刷し終わるまでの時間 15秒1
領収書を印刷し終わるまでの時間 18秒0
レセプト発行
最初の1分間の印刷枚数 18枚
1,000枚印刷終了までの経過時間(用紙追加の時間を含まず) 51分14秒
1分あたりの平均出力枚数 19.5枚
写真付き薬剤情報提供書(薬剤6種類)の印刷
6種類の薬剤情報提供書の印刷終了まで 16秒1

4. 結論

上記結果より、1000枚レセプト出力において、平均19.5枚/分の出力が可能です。
以上の事から、本プリンタは動作上の問題はなく、日レセシステムの使用に何ら問題は無いと判定致します。

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